アドレナリン
Adrenaline
3-5
プレイ人数
30+
プレイ時間
12+
推奨年齢
難易度
ボード上でFPS武器を拾って敵を撃て!
プレイヤーは狭い室内を駆け回り、武器と弾薬を手に入れ、相手を攻撃してポイントを稼ぎます。デジタルゲームのFPSをそのままボードゲームにしてしまったようなゲームシステムが特徴で、使用した武器へ弾をリロードする必要があったり、廊下を覗き込んで銃を撃つようなアクションもできます。敵を倒して獲得するポイントは倒されるごとに減っていったり、倒されたプレイヤーへの攻撃力が上がったり、ライフが減ると能力が向上したりと細かいところのシステムまで楽しめる仕様になっています。脱落もないので、いろいろな武器を撃って撃たれての大興奮のゲームをお楽しみください。・「サドンデスエンド」か「最後の奮戦エンド」かを選択します。 ・最初のゲームは、サドンデスエンドが推奨です。
・キャラクターを選び、コマを受け取ります。 ・その色の個人ボード、アクションタイル、ダメージトークンを受け取ります。 ・各弾薬を3個づつ受け取ります。これは自分専用の弾薬のストックです。弾薬の上限も各色3個になります。 ・個人ボードの弾薬ボックスに各色1個ずつ配置します。これが今持っている弾薬を表します。 ・アクション映画のヒーローっぽい台詞を言いましょう。「戦闘開始!」が一般的だがアドリブでご自由にどうぞ。
・2枚のマップボードは各両面あります。 ・遊ぶマップを決めて置き、メインボードとします。 ▷ 10マスマップ:3,4人向け ▷ 11マスマップ:すべての人数向け ▷ 12マスマップ:4,5人向け
・ゲームのレベルに応じて、赤いドクロトークンを5〜8個を配置します。 ・通常は8個、最初のゲームは5個が推奨です。
・全てシャッフルし、山札とします。
・全てシャッフルし、山札とします。 ・メインボード上の各出現ポイントに3枚ずつ表向きで配置します。
・まとめてメインボードの脇に置きます。
・全てシャッフルし、山札とします。 ・出現ポイント以外のマスに1枚ずつ表向きで配置します。
・スタートプレイヤーを選び、マーカーを受け取ります。
・赤いドクロの数だけキャラクターが倒れたらゲームが終了します。 ・勝利点の多いプレイヤーが勝利します。
・スタートプレイヤーから時計回りで、自分のターンをプレイします。 ・最初のターン、プレイヤーは1人ずつボード上に出現します。 ・ターンでは、3つのアクションから2つを行います。その後リロード処理をします。
・パワーアップカードを2枚引き、どちらか1枚を手札に加えます。 ・残りの1枚を捨て札し、その色の出現ポイントに出現します。 ・公開したカードは捨て札にします。
・同時に持てるパワーアップカードは3枚までです。 ・カードには2種類の使用法があります。 ① パワーアップ効果を使う ・カードをプレイすることで、カードの特殊効果を得ることができます。 ・1ターンでプレイできる枚数に制限はありません。 ② 弾薬として使う ・弾薬コストを支払う際、カードを捨て札にすることで、記載されたキューブの代わりとして使えます。 注意:パワーアップカードを捨て札にし、キューブを獲得することはできません。コストの代わりとしてのみ使用できます。
・プレイヤーは各ターンに、次の3つのアクションから2つを行います。 ■ アクション1:走り回る ■ アクション2:アイテムを拾う ■ アクション3:相手を撃つ(攻撃する) ・その後リロード処理をします。
・3マスまで移動できます。 ・移動は縦か横にでき、斜めには移動できない。 ・ドアを通過できるが、壁は通過できない。
・各マスにある、武器、弾薬を獲得できます。 ・1マスまで移動でき、その後アイテムを拾います。 ・拾ってから移動することはできません。 ・プレイヤーのターン終了時に新たなアイテムが補充されます。 ◇ 武器を拾う ・出現ポイントで獲得でき、対応する場所にある3枚から1枚を獲得できます。 ・カード左上のコスト(弾薬)を支払い、手札に加えます。 ・コストの一番上の弾薬は支払う必要はありません。残りのコストを支払います。コストが支払えない場合、武器を拾うことはできません。 ・弾薬コストを支払う代わりに、必要な弾薬キューブが描かれたパワーアップカードを捨て札にすることで、支払うこともできます。キューブとカードを自由に組み合わせて支払うことができます。 ◇ 弾薬を拾う ・弾薬タイルを取り除き、描かれていた色と数のキューブを弾薬ボックスに獲得します。 ・タイルにパワーアップカードが表記されている場合、カードを1枚引きます。 ・弾薬ボックスに置くことができる弾薬は、各色3つずつです。 ・パワーアップカードは3枚まで所持できます。それ以上になる場合、引くことができません。
・武器は手札と弾薬切れの武器の合計3枚まで所持できます。 ・3枚持っている状態で、新しい武器を獲得する場合、その場所に武器1枚をドロップ(落とす)必要があります。 ・ドロップする武器は、手札でも弾薬切れでも可能です。 ・ドロップされた武器は、その後誰でも通常のコストを支払い、これを獲得できます。
・手札の武器カードを1枚プレイし、敵にダメージを与えます。 ・使用した武器は弾切れになり、自分の前に並べて置きます。 ■ 通常効果 ・弾薬を使用しないで使用できる効果です。 ■ オプション効果 ・通常効果に加えて使用できます。 ・使用する場合はコストがかかります。 ■ 通常モード ・通常効果と同様です。 ■ 特殊射撃モード ・通常モードの代わりに使用できます。 ・使用する場合はコストがかかります。 〈攻撃の注意点〉 ・敵の背後に隠れることはできない。 ・自分にダメージを与えることはできない。 ・複数のターゲットを取れる場合に、最大個数よりも少ない数を選ぶことはできる。 ・「全員にダメージを与える」等の場合は、ダメージを与えない敵を選ぶことはできない。 ・基本的に「見えている」的を攻撃できます。 ・プレイヤーのいる部屋にいる他のキャラクターは全員見えています。 ・プレイヤーのいるスペースにドアがあれば、そのドアの隣のスペースだけではなく隣の部屋全てが見えています。
〈ダメージ〉 ・敵にダメージを与えると、敵の個人ボードにダメージトークンを置きます。 ・ダメージに応じて、基本アクションが強化されます。(アドレナリンアクション) ・11ポイント目のダメージを与えられると、プレイヤーは倒れます。 ・プレイヤーが倒れた場合、そのプレイヤーへ与えたダメージの多いプレイヤーから順番に、勝利点を獲得します。(8/6/4/2/1/1) ・メインボード上の赤いドクロトークンを取り、個人ボードの8の上に置きます。8の上にトークンがあれば6にと順番に右においていきます。 ・赤いドクロトークンを置くことで、倒された際に敵が獲得する勝利点が減ることになります。 ・その後、倒されたプレイヤーは、リスポーン(復帰)します。 ・リスポーン場所は選ぶことができます。 〈アドレナリンアクション〉 ・受けたダメージが一定数まで達すると、基本アクションが強化されます。 ・この強化の適用は任意です。 ● ダメージが3以上の場合 ・「アイテムを拾う」アクションが強化され、アクション前に2スペースまで移動できるようになります。 ● ダメージが6以上の場合 ・「相手を撃つ」アクションが強化され、アクション前に1スペースまで移動できるようになります。 〈キル/オーバーキル〉 ・プレイヤーをキルした(とどめを刺した)プレイヤーは、メインボード上の赤いドクロが取られた場所に自分のダメージトークンを1つ置きます。 ・キルの際に、必要以上のダメージを与えると、オーバーキルとなります。この時は、ダメージトークンを1つではなく2つ置きます。 ・ゲーム終了時、この場所のトークン数が多いプレイヤーから順に勝利点を獲得できます。(8/6/4/2/1/1) ・オーバーキルされたプレイヤーは、復讐心でキルしたプレイヤーへ与えるダメージが増えます。
・自分の前に置いてある弾切れの武器カードのカード左上のコスト(弾薬)を支払い手札に戻すことができます。 ・戻せる枚数には上限はありません。
・キルされたキャラクターの得点化を行います。 ・拾ったアイテムの代わりを補充します。 ・もし弾薬の山札が尽きた場合は、捨て札をシャッフルして新たな山札を作成します。 ・もしパワーアップカードの山札が尽きた場合は、捨て札をシャッフルして新たな山札を作成します。 ・武器の山札は作り直しません。
・獲得したポイントは、ポイントトークンを使って管理します。 ■ 初弾命中! ・最初のダメージを与えたプレイヤーは1ポイント獲得します。 ■ ダメージ! ・最も多くのダメージを与えたプレイヤーから順にポイントを獲得します。(8/6/4/2/1/1) ・複数のプレイヤーが同ポイントの場合には、先にダメージを与えたプレイヤーより上とします。 ■ キルショット! ・11番目のスペースからトークンを取り、メインボード上のキルショットトラックに配置します。その際、最も左側のスカルを取ります。 ■ 死亡! ・キルショットトラックから取ったたスカルを、死亡したプレイヤーボードのダメージトラック下側の数字の上に置きます。8の上にトークンがあれば6にと順番に右においていきます。 ・赤いドクロトークンを置くことで、倒された際に敵が獲得する勝利点が減ることになります。 ■ オーバーキル! ・12ポイント目のダメージを与えるとオーバーキルとなります。 ・12番目のスペースからもトークンを取り、キルショットトラックに追加で配置します。 ・12ポイントより多いダメージは無効になります。 ■ リベンジマーク ・オーバーキルした場合、倒したプレイヤーは復讐を誓ってマークを与えます。 ■ ダブルキル! ・1ターン中に複数プレイヤーを倒した場合、追加で1ポイント獲得します。
・プレイヤーがキルショットを受けた場合、フィギュアを横倒しにします。 ・キルに関する得点を計算した後、すべてのダメージを取り除き、フィギュアを手元に戻します。 ・プレイヤーのマークはそのまま残ります。 ・装填済みの武器、弾薬切れの武器、弾薬はそのまま維持されます。 ・パワーアップカードを1枚引きます。(既に3枚持っている場合でも) ・手札からパワーアップカードを1枚捨て札にします。効果は発生せず、指定した出現ポイントにフィギュアを再出現させます。 〈目的をマークする〉 ・武器、パワーアップ、ゲームシステムによって、プレイヤーをマークすることがあります。 ・リベンジマークも同様。 ・プレイヤーはマークするたびに、相手プレイヤーにダメージトークンを1つ渡して「マークした!」と宣言します。 ・マークしているプレイヤーにダメージを与える場合、通常のダメージに加えて与えていたマークを全てダメージトラック上に配置されます。 ・ダメージとマークを同時に与える場合は、まずダメージを先に解決します。既にあるマークを含めてダメージを処理し、あたらにマークを与えます。 ・自分からのマークは1人につき最大3個までしか配置できません。これ以上は無効になります。
・最後のスカルが取り除かれた時点で、ゲームは終了します。
・最後のスカルが取り除かれた時点で、「最後の奮戦」が開始します。 ・キルショットを与えたプレイヤーを含め、プレイヤー全員がもう1ターンずつプレイします。 ・ダメージを受けていないプレイヤーは全員プレイヤーボードを裏返します。 ・マークと弾薬はそのまま残しますが、スカルは脇によけます。 ・裏面には初弾命中がなく、ダメージによる報酬が変更されます。 ・プレイヤー全員がアクションタイルを裏返し、実行できるアクションが変更されます。 〈狂乱アクション!〉 ・スタートプレイヤーよりも先に自分が最後のターンをプレイする場合、アクションを2つ実行できます。 ■ 最大1スペースまで移動し、望むならリロードし、それから撃つ ■ 最大4スペースまで移動する ■ 最大2スペースまで移動し、そこでアイテムを拾う ・自分がスタートプレイヤーか、スタートプレイヤーよりも後に自分が最後のターンをプレイする場合、アクションはどちらか1つのみ実行できます。 ■ 最大2スペースまで移動し、望むならリロードし、それから撃つ ■ 最大3スペースまで移動し、そこでアイテムを拾う 〈イージーターゲット〉 ・最後の奮戦で死亡した場合、ボードを裏返して報酬”2-1-1-1”面を表にします。 ・キルショットトークンおよびオーバーキルトークンは通常通りにキルショット上に移動させます。
・ダメージを受けているプレイヤーボードを得点計算します。 注意:最後の奮戦では初弾命中を獲得できません。 ・キルショットトラックを得点計算します。 ・最も多くのポイント獲得しているプレイヤーが勝利します。 ・同点の場合は、キルショットトラックでより多くのダメージを与えた方の勝利です。
・1つ以上の目標にダメージを与えるタイミングで使用できます。 ・1つの目標に対して与えるダメージに追加1ダメージされます。 ・マークを与えるだけの効果に対して追加ダメージはありません。
・いずれかのアクションの前後どちらでも使用できます。 ・他プレイヤー1人を、1方向に1〜2スペース分移動させることができます。
・自分から「見えている」敵からダメージを受けた時に使用できます。 ・そのプレイヤーにマークを1個与えます。
・いずれかのアクションの前後どちらでも使用できます。 ・自分のフィギュアをボード上の好きなスペースに配置できます。
基本情報
- プレイ人数:3-5人(BEST:4-5人)
- プレイ時間:30-60分
- 推奨年齢:12歳以上
- 発売時期:2016年
- 参考価格:7,500円
- テーマ:SF×バトル
- メカニクス:直接攻撃/陣取りアクションポイントシステム
- ゲームデザイナー:フィリップ・ネドゥク