アンドロイド:ネットランナー
Android: Netrunner
2
プレイ人数
45+
プレイ時間
14+
推奨年齢
難易度
企画書をめぐる攻防企業vsハッカーカードゲーム
マジック:ザ・ギャザリングのデザイナーによる、『リビングカードゲーム』というジャンルで、日本ではあまり馴染みのない全てのカードが基本セットに入っており、その中でデッキを構築して遊ぶことができるカードゲームです。一番大きな特徴は、プレイヤーが[コーポ(企業)]と[ランナー(ハッカー)]という能力も勝利条件も全く異なる状態で対戦するという点です。企業は[アジェンダ]と呼ばれる企画書を集め・守り、ハッカーはそれを盗み取ろうとします。世界観が作り込まれており専門用語がたくさん出てくるため、初心者へのハードルはとても高くなっています。しかし、それに見合った奥深い世界が待っているため、サイバーパンクやSFといった世界観が好きな方はぜひプレイして欲しい名作カードゲームです。・ランナーかコーポのどちらをプレイするかを決め、派閥を選びます。 ・対応するデッキを用意します。初めての場合は、入門デッキを使用することをお勧めします。 ・デッキは自分で構築することもできます。 ・IDカードを表向きでプレイエリアに置きます。
・クレジット/アドバンス、ブレインダメージ、 タグ/悪名、凡用トークンを用意し、トークンバンクとします。
・各プレイヤーは、バンクから5クレジット受け取ります。
・デッキをよくシャッフルし、5枚引いて手札にします。 ・各プレイヤーは、手札の引き直し(マリガン)を行うことができます。全てを山札に戻し、シャッフルして引き直します。 ・先ずコーポがやり直しをするかどうかを決め、その後ランナーも同じように引き直しをするかどうかを決めます。
・常にコーポ側がスタートプレイヤーになります。
・所持クリック(アクション数)は、コーポは3クリック、ランナーは4クリックです。 ・これはゲーム中に増減することがあります。
・コーポ側から始め、交互に手番を行います。 ・手番ではクリックを消費することでアクションを行い、クリックを全て消費するとターンが終了します。 ・所持クリックは、コーポは3クリック、ランナーは4クリックです。これはゲーム中に増減することがあります。 ・ゲーム終了の条件を満たすと即座にゲームが終了します。
◆ 得点による勝利 ・どちらかのプレイヤーの得点エリアに計画ポイントが7点以上ある場合、そのプレイヤーが勝利します。 ◆ ランナーの勝利 ・コーポの山札にカードがない状態で、引かなければならない場合、ランナーが勝利します。 ◆ コーポの勝利 ・ランナーが手札枚数を超える枚数を捨てなくてはいけない場合、コーポレーションが勝利します。 ・ランナーのターン終了時に手札の上限が0枚だった場合、コーポレーションが勝利します。
1. コーポレーションのドローフェイズ 1.1 消費型能力が発動、アイスでないカードのレゾ、計画書の得点化 1.2 ターン開始 ターン開始時能力の発動 1.3 カードを1枚引く 2. コーポレーションのアクションフェイズ 2.1 消費型能力が発動、アイスでないカードのレゾ、計画書の得点化 2.2 アクションの実行 各アクション後:消費型能力が発動、アイスでないカードのレゾ、計画書の得点化 3. コーポレーションのディスカードフェイズ 3.1 手札上限になるまでカードを捨てる 3.2 消費型能力が発動、アイスでないカードのレゾ 3.3 ターン終了 1. ランナーのアクションフェイズ 1.1 消費型能力が発動、アイスでないカードのレゾ 1.2 ターン開始 ターン開始時能力の発動 1.3 アクションの実行 各アクション後:消費型能力が発動、アイスでないカードのレゾ 2. コーポレーションのディスカードフェイズ 2.1 手札上限になるまでカードを捨てる 2.2 消費型能力が発動、アイスでないカードのレゾ 2.3 ターン終了
・3フェイズからなり、順番に処理していきます。
・山札から1枚引きます。(クリックは消費しません) ・カードを引くことができない場合、即座にゲームに敗北します。
・合計3クリックを消費してアクションを行います。 ・以下のアクションを何度でも好きな組み合わせで行うことができます。 ◆ カードを1枚引く ・1クリック消費して、山札からカードを1枚引いて、手札に加えます。 ◆ 1クレジット獲得する ・1クリック消費して、バンクから1クレジット獲得して、自分のクレジットプールに加えます。 ◆ カードのインストール ・1クリック消費して、手札から[計画書]、[資財]、[強化]、[アイス]のいずれか1枚を任意のプレイエリアに裏向きで置きます。 ・インストールされたカードの移動、並べ替えはできません。 ◇ 表向きにするタイミング ・[資財]もしくは[強化]は、好きな時にコストを支払いカードを表向きにすることができます。 ・[アイス]は、ラン中にアプローチされた時にコストを支払い表向きにすることができます。 ◇ 新規の遠隔サーバーを作る ・いずれかのカードを使用して、プレイエリアの新たな場所にカードを置くことで作ることができます。 ・アイスで作る場合、空のサーバーを作り、それを守っている状態になります。 ◇ 計画書 / 資財 ・遠隔サーバーにのみ、インストールできます。 ・インストールされた計画書は、アドバンスさせて得点化を目指します。 ・遠隔サーバーに一度に置けるのは、どちらか1枚のみです。どちらかが置かれているサーバーに新たに置く場合は、既に置かれているカードを捨て札にします。捨て札にされたカードは、裏表をそのまま捨て札置き場に置きます。強化は捨て札にする必要はありません。 ◇ 強化 ・どのサーバーにも置くことができます。手札を強化する場合はIDカードの手前に、山札か捨て札置き場を強化する場合はその手前に置きます。 ・1ヶ所に置ける強化の数に制限はありません。 ・領域のサブタイプを持つ強化は1枚しか置けません。 ◇ アイス ・任意のサーバーの一番外側(ランナー側)に置きます。 ・既にインストール済みのアイスがある場合、インストール済みのアイスの数と等しいコストを払わなくてはいけません。(1アイスにつき1クレジット) ・コストを減らすために、任意のアイスを捨て札にすることができます。捨て札にされたカードは、裏表をそのまま捨て札置き場に置きます。 ◆ 任務のプレイ ・1クリック消費して、カードのプレイコストを支払い、手札からプレイします。 ・効果を処理し、捨て札にします。 ◆ カードをアドバンスさせる ・1クリックと1クレジットを消費して、インストール済みのカードにアドバンストークンを1つ置きます。 ・計画書以外のカードは、カードに記載がある場合のみアドバンスさせることができます。 ・計画書は得点化を目指し、アドバンスできる資財は囮や罠のような役割を果たします。 ・アドバンスできる回数に制限はなく、裏向きでも可能です。 ◇ アジェンダの得点化 ・カード上のアドバンストークンの数がそのアドバンス要求以上の場合、得点化することができます。 ・計画書の得点化には、クリックは必要ありません。 ・得点化した計画書は自分の得点エリアに置き、アクティブとなり、得点化時の効果を処理します。 ◇ 得点化のタイミング ・得点化のタイミングは、自分のターンが始まる前かアクションを終了した時です。 ・アドバンス要求を超えても即座に得点化する必要はありません。さらにアドバンスさせることや、より良いタイミングを待つこともできます。 ◆ ランナーのリソースを破壊する ・ランナーにタグをつけることができている場合、1クリックと2クレジットを消費して、ランナーのリソースを1つ選び、捨て札にします。 ・カードの効果により、ランナーにタグをつけることができます。 ◆ ウィルスカウンターの除去 ・3クリック消費して、全てのカード上の全てのウィルスカウンターを除去できます。 ◆ その他クリック能力の発動 ・カードの能力を発動するためのコストとしてクリックを必要とするものがあります。 ・これらの能力が発動できるのはアクションフェイズのみです。
・手札上限を超えて手札を持っている場合、手札上限までカード捨て札にします。 ・捨て札にしたカードは、常に裏向きで捨て札置き場に置きます。 ・ディスカードはトラッシュではないので、トラッシュを防ぐカードでこれを防ぐことはできません。 ・このフェイズが終わると、ランナーがターンを開始します。 ◆ 手札上限 ・ゲーム開始時は手札上限は5枚ですが、カードの効果によって増減します。
・2フェイズからなり、順番に処理していきます。
・合計4クリックを消費してアクションを行います。 ・以下のアクションを何度でも好きな組み合わせで行うことができます。 ◆ カードを1枚引く ・1クリック消費して、山札からカードを1枚引いて、手札に加えます。 ◆ 1クレジット獲得する ・1クリック消費して、バンクから1クレジット獲得して、自分のクレジットプールに加えます。 ◆ カードのインストール ・1クリック消費して、手札から[プログラム]、[リソース]、[ハードウェア]のいずれか1枚をプレイエリアに表向きで置きます。 ・インストールされたカードはアクティブです。 ◇ メモリーユニット(MU) ・プログラムの持つメモリーコストの合計は、メモリーユニット以下にしなくてはいけません。 ・ゲーム開始時は4MU(Memory Unit)を持っており、特定のカードにより増減します。 ◇ プログラム ・コストを支払い、プログラムの列に置きます。 ・インストールされたプログラムのコストがMUを超えた場合、MU以下になるようにプログラムを捨てます。 ・インストールアクションの開始時に、任意のプログラムを捨て札にすることができます。 ◇ リソース ・コストを支払い、リソースの列に置きます。 ・インストールできるリソースの数に上限はありません。 ◇ ハードウェア ・コストを支払い、ハードウェアの列に置きます。 ・インストールできるハードウェアの数に上限はありません。 ・コンソールのサブタイプをもつハードウェアは、一度にインストールできるのは1枚だけです。 ◆ イベントのプレイ ・1クリック消費して、カードのコストを支払ってから手札からプレイします。 ・効果を処理し、トラッシュします。 ◆ タグの除去 ・コーポにタグをつけられている場合、1クリックと2クレジットを消費して、タグを1つ取り除きます。 ◆ ランの実行 ・1クリック消費して、ランナーはコーポレーションの計画書を盗むために、ランを実行します。 ・詳細は【ランの処理】にまとめてあります。 ◆ その他クリック能力の発動 ・カードの能力を発動するためのコストとしてクリックを必要とするものがあります。 ・これらの能力が発動できるのはアクションフェイズのみです。
・手札上限を超えて手札を持っている場合、手札上限までカード捨て札にします。 ・捨て札にしたカードは、常に表向きで捨て札置き場に置きます。 ・ディスカードはトラッシュではないので、トラッシュを防ぐカードでこれを防ぐことはできません。 ・このフェイズが終わると、コーポレーションがターンを開始します。 ◆ 手札上限 ・ゲーム開始時は手札上限は5枚ですが、カードの効果によって増減します。 ・ブレインダメージトークン1つにつき、手札上限は1枚減ります。 ◆ ブレインダメージ ・ランの実行等でブレインダメージを受ける場合があります。 ・1ダメージにつき、手札1枚をランダムに捨て、ブレインダメージトークンを1つ受け取ります。
1. ランナーはランの実行と攻撃するサーバーを宣言する → 攻撃するサーバーを守っているアイスがある場合、[2]へ → 攻撃するサーバーを守っているアイスがない場合、[4]へ 2. ランナーは攻撃しているサーバーを守っているアイスのうち、まだアプローチしていない最外殻のアイスにアプローチする 2.1 消費型能力が発動可能 2.2 ランナーはランを続けるか決める → ジャックアウトを選択:[6]へ → ランの続行を選択:[2.3]へ 2.3 アプローチされたアイスをレゾ可能 消費型能力が発動可能、アイスでないカードのレゾ可能 2.4 アプローチされたアイスがレゾ状態かチェック → レゾ状態の場合、[3]へ → 非レゾ状態の場合、そのアイスを通過し、 → 次のアイスがある場合、[2]へ → 次のアイスがない場合、[4]へ 3. ランナーはアイスにエンカウントする 3.1 アイスブレイカーをエンカウントしたアイスに作用させることができる、消費型能力が発動可能 3.2 エンカウントしたアイス上のブレイクされなかった全てのサブルーチンを解決する → ランが終了した場合、[6]へ → ランが続く場合、 → 次のアイスがある場合、[2]へ → 次のアイスがない場合、[4]へ 4. ランナーはランを続けるかを選ぶ 4.1 消費型能力が発動可能 4.2 ランナーはランを続けるかを決める → ランナーがジャックアウトを選択した場合、[6]へ → ランの続行を選択した場合、[4.3]へ 4.3 消費型能力が発動可能、アイスでないカードのレゾ可能 4.4 ランは成功したものとみなされる(成功時の能力発動可能) 4.5 カードにアクセスし、その後に[5]へ ・アクセスしたカードを全て順番に処理する → 計画書にアクセスした場合、ランナーはそれを盗む。 → トラッシュコストのあるカードにアクセスした場合、トラッシュコストを払ってトラッシュできる。 ・盗むこともトラッシュすることもできなかった全てのカードを、元の状態で元に戻す。 5. ランが終了する 6. ランが終了し、そのランは成功しなかったとみなされる(不成功時の能力発動可能)
◆ アイス ・サーバーを守る防御ソフトで、「セントリー」「バリア」「コードゲート」「トラップ」という4つのサブタイプがあります。 ・ランナーにダメージを与えたり、攻撃を止める「サブルーチン」という能力があります。 ◆ アイスブレイカー ・アイスを打ち破るために使用するプログラムで、強度、インストールコスト、1つ以上のサブタイプがあります。 ・アイスのサブルーチンに干渉したり破壊したりするために使います。 ・強度が等しいかそれよりも小さいアイスにしか干渉できません。 ・能力に特定のサブタイプの記載がある場合は、そのサブ対応を持つアイスにしか能力を使うことができません。 ・クレジットを消費することで、アイスブレイカーの強度を増加させることができるものがあります。基本的に現在のアイスにエンカウントしている間だけ続き、その後通常の値に戻ります。
・基本的に3つのフェイズを順番に行います。 ・ランナーがプログラムを使用し、計画書を盗み、カードをトラッシュするために、アイスブレイカーとアイスを闘わせます。
・ランナーはアタックするサーバーを1つ宣言します。 ・コーポが被っている悪名1ポイントにつき、1クレジット獲得します。 ・サーバーを守るアイスがある場合、2に進みます。アイスがない場合、3に進みます。 ◆ 悪名 ・特定のカードの効果によってコーポが得ることがあります。 ・悪名を持っている場合、ラン開始時にランナー側は1クレジットを一時的に得られます。使用しなかった場合、バンクに戻します。
・アイスへのアプローチとそのアイスとのエンカウントから構成されています。 ・最も外側のアイスからアプローチを始め、全てのアイスを突破するかランが終了するまで続けます。 ・全てのアイスを突破したら、3に進みます。 ◆ アイスへのアプローチ ・ランナーはジャックアウトするかを決めます。ジャックアウトする場合は、ランは終了し不成功だったとみなします。最初のアプローチはジャックアウトできません。 ・ランを続ける場合、コーポレーションはアプローチされたアイスもしくはその他のアイス以外のカードをコストを支払うことで表向きにできます。 ・アプローチされたアイスが表向きにされた場合、ランナーはそのアイスとエンカウントします。 ・アプローチされたアイスが裏向きのままだったら、ランナーはそのアイスを突破します。ランナーは次のアイスがあれば、アプローチするかジャックアウトするか選び、アイスがなければ3に進みます。 ◆ アイスへのエンカウント ・アイスの持つサブルーチンを破壊することができます。 ・破壊されていないサブルーチンは、記載されている順番で発動します。 ・サブルーチンによってランが終了したら、そのアイスの他のサブルーチンは発動しません。 ◆ サブルーチンの破壊 ・1つ以上のアイスブレイカーを使い、その能力を使います。 ・任意の順番でエンカウントしたアイスのサブルーチンを破壊できます。 ・アイスブレイカーの強度は、エンカウントしたアイスの強度と等しいかそれより大きくないといけません。 ・アイスの全てのサブルーチンが破壊されたとしても、アイスはトラッシュされません。その後もサーバーを守り続けます。 ・サブルーチンを全て破壊するか、残ったサブルーチンの効果でもランが終了させられなかったら、そのアイスを突破します。次のアイスがあれば、アプローチするかジャックアウトするか選び、アイスがなければ3に進みます。
・アイスを全て突破した場合、ランナーはジャックアウトする最後の機会を得ます。 ・ランナーがランを続けると、コーポはカードを表向きにする最後の機会を得ます。 ・コストを支払い表向きにした後、ランは成功したとして、ランナーはカードにアクセスします。 ・攻撃されたサーバーのタイプによって処理をします。 ◆ R&D ・山札の一番上のカードとそこにある全ての強化にアクセスします。 ・ランナーが得点化したり、トラッシュしたり、カードの記述でカードをオープンにしない限り、ランナーはアクセスしたカードを見せません。 ◆ HQ ・手札からランダムに1枚とそこにある全ての強化にアクセスします。 ・ランナーが得点化もトラッシュもしないカードは、手札に戻します。 ◆ アーカイブ ・捨て札の全てのカードとそこにある全ての強化にアクセスします。 ・ランナーはアクセスしたら全てのカードを表にします。順番を保持する必要もありません。 ・捨て札にある計画書を全て盗みます。 ・既にアーカイブにあるカードをトラッシュすることはできません。 ◆ 遠隔サーバー ・サーバーの全てのカードにアクセスします。 ・アイスはサーバーには存在しませんので、アクセスできません。 ◆ 計画書を盗む ・ランナーが計画書にアクセスしたら、計画書を盗み、得点エリアに置きます。 ・「盗んだ時」という効果を処理します。 ・計画書を得点化して7点以上のスコアになったら、その時点でゲームは直ちに終了となります。 ◆ カードのトラッシュ ・トラッシュコストを持つカードにアクセスしたら、コストと同額のクレジットを支払って、アーカイブに表向きにしてトラッシュします。 ◆ 複数カードへのアクセス ・複数のカードへアクセスする時、ランナーは好きな順番で1枚ずつアクセスします。 ・山札の複数のカードへアクセスする時、元に戻す際は、元の順番を守って戻さなければなりません。 ◆ ランの終了 ・ランナーが全てのアクセスを処理した後、盗まれたりトラッシュされなかったカードは元の場所に戻されます。 ・使用しなかった悪名で得たクレジットをバンクに戻し、ランの処理を終えます。
・コーポ側からランナーを攻撃する手段です。 ・「トレースX」と表記があり、Xが基本トレース強度です。 ・先ずコーポ側が、任意のクレジットを公開して消費し、トレース強度をあげます。(1クレジットにつき1強度) ・その後、ランナー側が任意のクレジットを公開して消費し、自分のリンク強度をあげることができます。(1クレジットにつき1強度) ・リンク強度は、自分の場にあるリンクの値に等しい値です。 ・どちらも上げることができる強度に上限はありません。 ・最後に強度を比較し、トレース強度がリンク強度を上回っている場合、トーレスは成功し、成功時の効果を適用します。等しいか下回っている場合、失敗時の効果を適用します。
・カードやサブルーチンの効果によって、ランナーにタグをつけることができます。 ・コーポ側は、タグがついている場合、1クリックと2クレジットを消費し、リソースを1つ破壊することができます。 ・ランナー側は、タグがついている場合、1クリックと2クレジットを消費し、タグを1つ取り除くことができます。
・カードやサブルーチンの効果によって、ランナーにダメージを与えることができます。 ・ダメージには3種類あります。 ◇ ミートダメージ / ネットダメージ ・1ダメージにつき、手札1枚をランダムにトラッシュします。 ・内容は一緒ですが、妨害することができるカード等に違いがあります。 ◇ ブレインダメージ ・1ダメージにつき、手札1枚をランダムにトラッシュします。 ・1ダメージにつき、1ブレインダメージトークンを受け取り、その後手札の上限は1枚ずつ減ります。 ◇ フラットライン ・自分の手札上限を超えるダメージを受けるか、ターン終了時に手札上限が0枚だった場合、ランナーはフラットラインし、コーポが勝利します。
◆ アクティブ / インアクティブ ・カードの能力が有効な状態をアクティブ、有効になっていない状態をインアクティブといいます。 ◆ インストール ・カードを場にプレイすることを指します。 ◆ レゾ ・裏向きになっているカードを表向きにするアクションです。 ◆ クレジット ・ゲーム内の通貨の基本単位です。 ◆ クリック ・ゲーム内のアクションの基本単位です。 ◆ トラッシュ / ディスカード ・捨て札にカードを置くことです。 ・内容は一緒ですが、妨害することができるカード等に違いがあります。 ◆ 計画書の放棄 ・カードの能力で計画書の放棄が求められている場合、そのプレイヤーは得点エリアにある計画書を選び、それをゲームから取り除きます。 ・以降、放棄した計画書からはポイントを獲得できません。
◆ クレジットプール ・プレイヤーが利用できるクレジットを置く場所です。 ・両プレイヤーが持ちます。 ◆ IDカード ・表にして置きます。 ・両プレイヤーが持ちます。 ◆ 得点エリア ・得点化した計画書カードを置きます。 ・両プレイヤーが持ちます。 ◆ クリックトラッカー ・手番中に使用できるクリック数をカウントするために使用します。 ・両プレイヤーが持ちます。
◆ 中央サーバー ◇ ヘッドクォーター(HQ) ・コーポの手札です。 ・手札上限は5枚です。 ・カードはインアクティブです。 ◇ 研究開発(R&D) ・コーポの山札です。 ・カードはインアクティブです。 ◇ アーカイブ ・コーポの捨て札です。 ・カードがトラッシュまたは、ディスカードされた時にカードを置く場所です。 ・カードはインアクティブです。 ・アーカイブの中のカードは、表向きと裏向きのどちらもあり得ます。 ・表向きのカードはどちらのプレイヤーも内容を確認することはできますが、裏向きのカードはコーポのみ確認することができます。 ・カードの順序は変更しても問題ありません。 ◇ ルート ・サーバーのアップグレードがインストールされる場所です。 ◆ 遠隔サーバー ・ゲーム開始時は所持していません。カードをインストールすることで作成します。 ・カードはレズされればアクティブとなり、アンレズされればインアクティブになります。 ◆ アイス (侵入対抗電子機器:Intrusion Countermeasure Electronics) ・サーバーの前に配置し、常に特定のサーバーを守るためにインストールします。 ・アイスは空のサーバーを守ることもできます。 ・カードはレズされればアクティブとなり、アンレズされればインアクティブになります。
◆ グリップ ・ランナーの手札です。 ・手札上限は5枚です。 ・カードはインアクティブです。 ◆ スタック ・ランナーの山札です。 ・カードはインアクティブです。 ◆ ヒープ ・ランナーの捨て札です。 ・カードがトラッシュまたは、ディスカードされた時にカードを置く場所です。 ・カードはインアクティブです。 ・カードは全て表向きに置きます。 ・どちらのプレイヤーも内容を確認することができます。 ・カードの順序を変更することはできません。 ◆ リグ ・ランナーがカードをインストールする場所です。 ・プログラム用、ハードウェア用、リソース用の3列に分かれています。 ・カードはアクティブです。
基本情報
- プレイ人数:2人
- プレイ時間:45分
- 推奨年齢:14歳以上
- 発売時期:2012年
- 参考価格:6,000円
- テーマ:企業vsハッカー
- メカニクス:ブラフ/プレイヤー別固有能力/デッキビルディング/ハンドマネージメント/アクションポイントシステム/シークレットユニット
- ゲームデザイナー: リチャード・ガーフィールド/ルーカス・リッツシンガー