バザリ
Basari
3-5
プレイ人数
25+
プレイ時間
10+
推奨年齢
難易度
宝石を求めて駆け回るバッティング×レースゲーム
プレイヤーはバザリと呼ばれる東洋市場の宝石商となり、多くの宝石を獲得することを目指します。3種類のアクションは複数人が同時に行うことができないため、そのアクションを行う権利を他プレイヤーから宝石で買い取るのが特徴です。相手の思惑を読み、うまく出し抜くことができるかが重要になってきます。ダイスによる移動、アクションのバッティング、交渉、競りなどの要素が詰まった名作ゲームです。バッティングをより楽しむために、3人以上、できれば4人以上でプレイすることをお勧めします!・広げて置きます。
・ボード中央の宝石置き場に、色別に分けて置きます。 ・各プレイヤーは、各3個、計12個を受け取り、開始時の手持ちとします。 ・手持ちの宝石は全て公開情報です。
・各プレイヤーは1色選び、商人コマ、スタートマーカー、スコアマーカー、サイコロ、アクションタイル3枚を受け取ります。 ・使用しないものは、箱にしまいます。
・ゲームボード外周にあるスコアトラックの0のマスに置きます。
・ゲームボード上のトラック上の丸いマスを各自が選び、スタートマーカーを置きます。その上に商人コマを載せます。 ・コマを移動する場合は、商人コマだけを動かし、スタートマーカーはトラックを1周する時の確認用になります。 ・複数のプレイヤーのコマが同じマスにあっても問題ありません。
・3ラウンドを行い、最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。
・ゲームは3ラウンド行なわれます。 ・ラウンドでは、全プレイヤーが手番を行います。 ・プレイヤーの手番は、次の順番で処理を行います。 ① サイコロを振る ② 希望アクションの選択・獲得・実行
・全プレイヤーが同時にサイコロを振り、市場トラック上の商人コマをその出目の分だけ時計回りに動かします。 ・出目より少ないマスで移動を終えることはできません。 ・スタートマーカーは動かしません。
・全プレイヤーは行いたいアクションを秘密裏に1つ選択し、そのアクションタイルを伏せて出します。 ・全員が伏せたら、同時に公開します。 ・アクションには3種類あります。 1. サイコロ 2. 金貨 3. 宝石 ・アクションは希望者が1人の場合は実行できますが、2人の場合は「取引」を行い1人のみ実行でき、3人以上の場合は誰も実行できません。 ・取引は、希望者が1人だったアクションを実行した後に行います。 ・複数の取引を行う場合は、サイコロ→金貨→宝石の順に行います。 ・取引で獲得したアクションは、即座に実行します。
・もう一度サイコロを振り、出た目だけ自分の商人コマを進めます。 ・さらに、「6-出目」分の点を獲得し、スコアトラック上のマーカーを動かします。
・自分の商人コマの現在地のアーチに記されている分の点を獲得し、スコアトラック上のマーカーを動かします。
・自分の商人コマの現在地のアーチに記されているのと同じだけの宝石を獲得します。 ・ストックにある宝石で足りない分は獲得できません。
・1つのアクションを2人が選択した場合は、アクションを行う権利を譲ってもらうために、手持ちの宝石を支払う取引ができます。 ・次の順番で処理を行います。 1.最初の提示 ・ スコアトラック上で上位のプレイヤーが、最初の提示を行います。同点の場合はサイコロで順番を決めます。 ・手持ちの宝石1つ以上を任意の種類の組み合わせで相手へ提示します。 ※ もしこの提示を行わない場合、もう一方のプレイヤーが無料でアクションを獲得します。 2.提示への返答 ・提示を受けたプレイヤーは、「受諾する」か「競り上げる」かをします。 >受諾する ・宝石を受け取り手持ちに加えます。 ・取引を終え、宝石を支払ったプレイヤーがアクションを行います。 >競り上げる ・相手が出したものよりも価値の高い宝石を出し、提示をし返します。 ・宝石は総数が多い方が高い価値を持ちます。総数が同じ場合、赤、黄、緑、青の順で強い色とし、多い方が価値が高いとします。 ・新しい提示は、前回までの提示とは全く異なる提示でも構いません。前回の宝石を引っ込め、新しく宝石を出すことができます。
・いずれかのプレイヤーがトラックを1周したらラウンドは終了します。 ・ラウンドは全てのアクションを実行まで行い、その後に決算で得点を計算します。
■ 一周による得点 ・このラウンドでトラックを1周したプレイヤーは全員、10点獲得します。 ■ 宝石による得点 ・最も多く持っているプレイヤーは次の得点を獲得します。 赤…14点 黄… 12点 緑…10点 青…8点 ・最多勝勇者が複数いる場合、その人数で分割した得点を獲得します。 ・得点を獲得したプレイヤーは、その色の宝石をストックに返却します。 ・単独の得点者の場合3個、複数の得点者がいた場合2個を返します。
・1,2ラウンドは、決算を終えたら、各プレイヤーはスタートマーカーを商人コマの下に動かします。 ・新しいラウンドを開始します。
・準備の際、4枚目のアクションタイルとして「小商い」を受け取ります。 ・アクションが3種類ではなく4種類から選ぶことになります。 ・「小商い」は希望者が複数人いても全員がアクションを実行できます。
・自分の手持ちの宝石のうち、何れか1つをストックに戻し、代わりにストックから2つの宝石を取ります。 ・複数人の希望者がいる場合、希望者全員は任意の宝石を1つストックから取ります。 ・現在の順位が上位のプレイヤーから処理を行います。
基本情報
- プレイ人数:3-5人(BEST:4人)
- プレイ時間:25分
- 推奨年齢:10歳以上
- 発売時期:1998年
- 参考価格:3,750円
- テーマ:宝石×商人
- メカニクス:交渉/ダイスロール/セットコレクション/アクション事前決定/バッティング
- ゲームデザイナー:ラインハルト・シュタウペ