バトルライン

Battle Line


2

プレイ人数

30+

プレイ時間

12+

推奨年齢

難易度

9つのフラッグを取り合う
2人専用傑作ゲーム

9つ並べられたフラッグを取り合う2人専用のアブストラクトゲームです。
プレイヤーは部隊カードを1枚ずつ交互に場に出し、それぞれのフラッグに対してより強いフォーメーションを作ります。相手より強いフォーメーションを作るとそのフラッグを確保できます。連続する3つのフラッグか、合計5つのフラッグを確保したプレイヤーが勝利します。

ゲームの準備 
フラッグ

・2人の間に9つのフラッグを横一列に並べます。
・カード1枚分のスペースを開けておきます。

部隊カード

・各色1〜10の数字が書かれたカードが6セット、全60枚あります。
・フラッグの前に置いた部隊カードの組み合わせに応じて、フォーメーションが決まります。
・全てをシャッフルし、部隊カードの山札とします。
・山札はフラッグの外側に置きます。
・各プレイヤーに7枚ずつカードを配り、手札とします。

戦術カード

・10種類1枚ずつあります。
・全てをシャッフルし、山札とします。
・山札は部隊カードの逆側に置きます。

スタートプレイヤー

・任意の方法で決めます。

ゲームのプレイ 
ゲームの目的

・各フラッグについて、相手より強いフォーメーションを作るとフラッグを確保できます。
・連続する3つのフラッグか、合計5つのフラッグを確保したプレイヤーが勝利します。

ゲームの流れ

・プレイヤーは交互に手番を行います。
・手番では次の順番で処理します。
 ① 手札1枚を使用
 ② 手札の補充
 ③ フラッグ確保の判定
・手番を繰り返し、どちらかのプレイヤーが勝利条件を満たすとゲームが終了します。

① 手札1枚を使用

・手番では手札から部隊カードか戦術カードを1枚使用します。

《部隊カードの場合》
・いずれかのフラッグの前に置きます。
・すでにカードがある場合、下のカードがわかるように少しずらしておきます。
・一度出した部隊カードを移動させたり、変更することは基本的にできません。

《戦術カードの場合》
・カードの効果を適用します。効果の詳細は、戦術カード一覧を参照してください。
・使用できる戦術カードは、相手の使った戦術カードの枚数+1枚までです。

② 手札の補充

・カードを使用した後、部隊カードか戦術カードの山札から1枚引き、手札に加えます。
・手札は常に7枚になるようにします。

③ フラッグ確保の判定

・手番プレイヤーが手札を補充する前に行います。
・お互いに3枚ずつカードが配置されたフラッグがある場合、フォーメーションの強さを比較し、どちらが確保したか判定します。
・お互いに3枚ずつカードが配置されていない場合でも、自分のフォーメーションが完成しており、それが相手に負けないことを証明できれば、フラッグを確保することができます。
・確保したフラッグは自分側に移動させます。

カード 
フォーメーション

・次の5種類あり、上から強い順番に並んでいます。
 ① ウェッジ
  全て同じ色かつ数字が連番(ストレートフラッシュ)
 ② ファランクス
  全て同じ数字(スリーカード)
 ③ バタリオン
  全て同じ色(フラッシュ)
 ④ スカーミッシャー
  数字が連番(ストレート)
 ⑤ ホスト
  上記以外(ブタ)
・連番にはカードを出した順番は関係ありません。
・同じフォーメーション同士の場合、数字の合計が多い方が勝ちます。

戦術カード

・大きく分けて3種類のカードがあります。
 ① 士気高揚戦術
  部隊カードの様に使用します。
 ② 気象戦術
  任意のフラッグの手前に置く。
 ③ 謀略戦術
  戦術カードの山札の手前に置く。

リンク

基本情報

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分
  • 推奨年齢:12歳以上
  • 発売時期:2000年
  • 参考価格:2,500円
  • テーマ:カード×戦争
  • メカニクス:セットコレクション/ハンドマネージメント/陣取り
  • ゲームデザイナー:ライナー・クニツィア