ボーナンザ

Bohnanza


3-5

プレイ人数

45+

プレイ時間

10+

推奨年齢

難易度

豆を育ててお金を稼ぐ
交渉術が試される名作カードゲーム

プレイヤーはいくつかの畑で栽培した豆を出荷し収入を得ます。1つの畑には1種類の豆しか栽培できず、多くの枚数を集めるほど、収入も大きくなります。
このゲームの最も特徴的なルールは、手札の順番が決まっており、順番を変えることができないことです。次に植えなくてはいけない豆が決まっているため、持っている畑でやりくりをしていかなくてはいけません。不要なカードを処理するために重要になってくるのが交渉、交換です。ライバルとうまく交渉をして、少ない畑で効率よくお金を稼ぎましょう!

ゲームの準備 
豆カード

・8種類、104枚あります。
 - 6枚(Gartenbohnen:ゴガツササゲ)
 - 8枚(Rote Bohnen:赤豆)
 - 10枚(Augenbohnen:ささげ)
 - 12枚(Sojabohnen:大豆)
 - 14枚(Brechbohnen:いんげん)
 - 16枚(Saubohnen:そらまめ)
 - 18枚(Feuerbohnen:紅花インゲン)
 - 20枚(Blaue Bohnen:青豆)
・各カードの数字は、その種類の豆カードが全部で何枚あるのかを表しています。
・カード下のコインと数字は、何枚まとめて売ると何ターラーになるのかを表しています。
・枚数の少ない豆の方が、より高く売れるようになっています。

豆カードの山札

・全て裏向きでシャッフルし、山札とします。

捨て札置き場

・山札の近くに捨て札置き場を用意しておきます。

手札

・プレイヤー全員に初期手札として5枚ずつ配ります。
・手札の順番は決して変えることはできません。カードを場に出す場合は、一番手前のカードから出さなくてはいけません。手札を補充する場合は、一番後ろに入れなくてはいけません。

畑シート

・各プレイヤーは1枚受け取ります。
・3人でプレイする場合は、1,2,3の畑がある面を使用します。
・4,5人でプレイする場合は、1,2の畑がある面を使用します。
・残ったシートは箱にしまいます。

収入カード置き場

・各プレイヤーは、畑シートの横に収入カード置き場を用意します。

スタートプレイヤー

・任意の方法で決め、スタートプレイヤーカードを受け取ります。

ゲームのプレイ 
ゲームの終了と勝者

・山札が3回なくなるとゲームが終了します。
・最も多くのターラーを獲得したプレイヤーが勝者となります。

ゲームの流れ

・プレイヤーは時計回りで順番に手番を行います。
・スタートプレイヤーカードはゲーム終了時までスタートプレイヤーの前に置いたままになります。

プレイヤーの手番

・手番では次の4つのアクションを順番に行います。
 ① 手札からカードを出す(必須)
 ② 追加でもう1枚カードを出す(任意)
 ③ 山札からカードを2枚公開する
 ④ 残ったカードを畑に植える
 ⑤ 山札からカードを3枚手札に加える
・山札が無くなったら捨て札をシャッフルして、新しい山札を作ります。
・3回目の山札がなくなるとゲームは終了します。

① 手札からカードを出す(必須)

・手札の一番手前のカード1枚を、自分の畑のいずれかに植えなくてはいけません。
・もし2つの畑が埋まっており、新しい種類の豆を植える場合、どちらかの畑の豆を収穫しなくてはいけません。
・手札がない場合、この手順はスキップします。

《豆を植える》

・畑が空になっていれば、その畑の上にカードを載せます。
・既に畑にあるカードと同じ種類のカードを植える場合、そのカードの上に重ねて置きます。
・もし2つの畑が埋まっており、新しい種類の豆を植える場合、どちらかの畑の豆を収穫しなくてはいけません。

② 追加でもう1枚カードを出す(任意)

・手札の一番手前のカード1枚を、自分の畑に植えることができます。

③ 山札からカードを2枚公開する

・山札からカード2枚を公開して、自分の前に置きます。(畑には植えません)
・この2枚のカードは、自分の畑に植えるか、他のプレイヤーと交渉/交換します。

《交渉/交換》

・交渉には全てのプレイヤーが参加できますが、手番プレイヤー以外同士で交渉を行うことはできません。
・交渉内容に手札のカードを追加しても構いませんが、畑のカードを加えることはできません。
・カードの価値を合わせる必要もありません。無償で贈与することもできます。
・交渉で得たカードは横向きにして自分の前に置きます。手札には加えません。
・交渉で得たカードを別の交渉にそのまま使用することはできません。
・交渉の際に、手札の順番を入れ替えないように注意してください。

④ 残ったカードを畑に植える

・山札から公開して自分の元に残したカードと交渉/交換で獲得したカードを畑に植えます。
・交渉でカードを得た手番以外のプレイヤーも畑に植えます。
・もし2つの畑が埋まっており、新しい種類の豆を植える場合、どちらかの畑の豆を収穫しなくてはいけません。

《収穫と出荷》

・全てのプレイヤーは、任意のタイミングで収穫と出荷を行うことができます。
・収穫する場合は、その畑にある1種類全てのカードを収穫しなくてはいけません。一部だけを収穫することはできません。
・収穫した豆カードの枚数に応じて、カードに描かれている分のターラーを獲得します。
・収穫した豆カードのうち、ターラー数に応じた枚数のカードを裏向きにして、自分の収入カードの山に置きます。
・残ったカードは、共通の捨て札置き場に置きます。
・1枚だけしかない豆は収穫することはできません。
・もし自分の畑全てが1枚のカードしか植えられていない場合、特別に1つの豆を売ることができます。収入にはなりません。

⑤ 山札からカードを3枚手札に加える

・手番プレイヤーは山札からカードを1枚ずつ3回引き、手札に加えます。
・引いたカードは順番に手札の後ろに順番に加えます。並べ替えないように注意してください。
・その後、手番プレイヤーの右隣のプレイヤーの手番になります。

ゲームの終了と勝者 
ゲームの終了

・3回目に山札がなくなるとゲームは終了します。
・プレイヤーの手番中に山札が無くなった場合は、その手番を最後まで行います。

ゲームの勝者

・全てのプレイヤーは、全ての畑の収穫をします。計算方法は通常の収穫と同様です。
・手札の豆カードはそのまま捨て札にします。
・ゲーム中に獲得したターラーと合計します。
・最も多くのターラーを獲得したプレイヤーの勝利となります。
・同じ場合、スタートプレイヤーから時計回りで最も手番が早いプレイヤーが勝者となります。

リンク

基本情報

  • プレイ人数:3-5人(BEST:5人)
  • プレイ時間:45分
  • 推奨年齢:10歳以上
  • 発売時期:1997年
  • 参考価格:1,500円
  • テーマ:農業×カード
  • メカニクス:交渉/セットコレクション/ハンドマネージメント
  • ゲームデザイナー:ウヴェ・ローゼンベルク