コードネーム:デュエット

Codenames: Duet


2

プレイ人数

15+

プレイ時間

11+

推奨年齢

難易度

協力して仲間を見つけよ
傑作ゲームの2人専用版

プレイヤーは2人の諜報員となり、全てのエージェントとコンタクトを取るべく、お互いが知る9人のエージェントのヒントを与える。敵の送り込んだ暗殺者を避けつつ、制限時間以内にミッションを完了できるのか、2人用の傑作協力ゲームです。
相手に伝えられるのは1つの単語と数字のみなので、複数のコードネーム間の関連性を見つける連想力と想像力を求められます。

ゲームの準備 
座る位置

・2人はテーブルを挟んで向かい合うような形で席に着きます。

ワードカード

・全てシャッフルし、25枚をランダムに選び、縦5枚×横5枚となるように並べます。
・このワードがエージェントのコードネームになります。

エージェントと暗殺者カード

・2人の手の届く位置に置きます。

時間トークン

・白い9枚の時間トークンを2人の手の届く位置に置きます。
・残った青い2枚は箱にしまいます。

キーカード

・1枚をランダムに選び、スタンドに立てます。
・このカードは両面にエージェントの位置が記されています。
・25枚のワードカードのうち、エージェントと暗殺者と一般市民の位置を表しています。
 緑のマス → エージェント(正解)
 黒のマス → 暗殺者(負け)
 白のマス → 一般人(ハズレ)

ゲームのプレイ 
ゲームの目的

・9ターン以内に15人のエージェントを見つけること。
・暗殺者にはコンタクトしないこと。

ゲームの流れ

・最初に手番を行うプレイヤーはどちらでも構いません。
・各プレイヤーが順番に次の手順で手番を行います。
 ① ヒントを出す
 ② 推測をする
 ③ ターンの終了
・9ターンで15人のエージェントが見つかるか暗殺者にコンタクトするとゲームが終了します。 ・9ターンでゲームが終了しない場合、サドンデスに突入します。

① ヒントを出す

・エージェントを当ててもらえるように相手にヒントを出します。
・伝えることができるのは、「単語」と「数字」のみです。
・単語はエージェントから連想される単語で、数字はその単語から連想されるエージェントの数です。

【ヒントのルール】

・次のヒントの出し方はNGです。
 ▶︎カードの単語そのものや一部分だけ切り取って伝える
(例:「アイスクリーム」→「アイス」「クリーム」「イス」など)
 ▶︎翻訳する
(例:「アイス」→「氷」など)
 ▶︎カードの場所
(例:「左端、2」など)
 ▶︎頭文字だけ、文字数
(例:「あ、2」「3文字、2」など)
 ▶︎漢字の読み方を変えただけ
(例:「氷」→「こおり」「ひょう」など)
 ▶︎単語と一緒に伝える枚数を数字のヒントとして使うことはできません。
(例:「タコ」を伝えるために、「◯◯◯、8」など)
 ▶︎同音異義語は使用できません。
(例:「橋」→「箸」など)
・ヒントのルールはある程度自由に決めて楽しみましょう。
・ヒントの表記がわからない場合は、スパイマスターに説明してもらうことは可能です。
・上級のヒントとして「0枚」を指定することができます。その単語に関するコードネームが1枚もないことを意味しますが、最低1枚は推測してコンタクトを取らなくてはいけません。
・ヒントを出す際に、「これはちょっと難しいかもしれない...」なども言ってもいけません。現在、無理難題に直面しているスパイとなってプレイしましょう!

② 推測をする

・ヒントを元にコードネームカードを1枚だけ選び、指を指します。
・エージェントを推測している間は自分のキーカードを無視して構いません。相手のエージェントだが、こちらから見ると暗殺者になっている場合などがあります。
・ヒントを出したプレイヤーは声を出すのはもちろん、表情に出してもいけません。
・指を指されたカードの正体を確認し、次の処理行います。

>エージェントの場合

・緑のマスだった場合、コンタクトに成功します。
・カードの上にエージェントカードを載せます。
・意図したカードじゃないカードが選択された場合でも成功ですが、その旨を伝えてはいけません。
・一般人か暗殺者を選択するまで、コンタクトを続けることができます。

>暗殺者の場合

・コンタクトに失敗し、ゲームに敗北します。
・カードの上に暗殺者カードを載せます。

>一般人の場合

・白いマスだった場合、コンタクトに失敗します。
・カードの上に一般人カードを載せます。
・これで手番が終了し、相手の手番になります。

③ ターンの終了

・必ず1人とはコンタクトを取らなくてはいけません。 ・一般人にコンタクトするか、推測を止めることでターンが終了します。 ・時間トークンで残りの時間を管理します。 >推測を止める場合、時間トークンを取りチェックマークを上にして手元に置きます。 >一般人にコンタクトした場合、時間トークンがワードカードの上に置いてあります。 ・時間トークンが残っている場合、次のターンに進みます。
・もし全ての緑のワードにエージェントカードが載っている場合、相手にもう推測するワードがないことを伝えます。以降のターンは全てヒントを出すことに専念します。

ゲームの終了 
ゲームの終了

・次のいずれかの条件がクリアされるとゲームが終了します。
 ① 15枚全てのエージェントとコンタクトを取る
 ② 暗殺者にコンタクトする
・時間トークンがなくなってもどちらの条件を満たしていない場合は、サドンデスに突入します。

サドンデス

・新たなヒントは与えられません。今までのヒントを元に、残りのエージェントを探します。
・正解した場合はエージェントカードをワードカードの上に載せます。
・不正解の場合、ゲームは終了します。それが一般人であってもゲームは終了します。

リンク

基本情報

  • プレイ人数:2人(BEST:2人)
  • プレイ時間:15分
  • 推奨年齢:11歳以上
  • 発売時期:2017年
  • 参考価格:3,300円
  • テーマ:スパイ×協力
  • メカニクス:言葉遊び/推理
  • ゲームデザイナー:ヴラーダ・フヴァチル/スコット・イートン