コードネーム

Codenames


2-8

プレイ人数

15+

プレイ時間

14+

推奨年齢

難易度

ヒントを元に仲間を見つけよ
傑作言葉遊びゲーム

プレイヤーは2チームのスパイマスターと諜報員となり、スパイマスターのヒントを元に、諜報員は25人の中にいる自チームのエージェントとコンタクトを取ります。先に全てのエージェントとコンタクトを取ったチームの勝利ですが、25人の中には暗殺者が隠れています。
仲間に伝えられるのは1つの単語と数字のみなので、複数のコードネーム間の関連性を見つける連想力と想像力を求められる協力対戦型の傑作ボードゲームです。

ゲームの準備 
チーム分け

・青チーム、赤チームの2チームに分かれます。
・各チームごとに、ヒントをだす「スパイマスター」を1人決め、それ以外の人は諜報員になります。
・座る場所は、スパイマスター側と諜報員側に分かれます。各チーム毎に分かれるのではないので注意してください。
※ 2人用、3人用のルールもあります。

コードネームカード

・裏表に異なる単語が書かれたカードが200枚あります。この単語がエージェントのコードネームになります。
・全てシャッフルし、25枚をランダムに選び、縦5枚×横5枚となるように並べます。

キーカード

・1枚をランダムに選び、スタンドに立てます。
・このカードは両チームのスパイマスターだけが見ることができます。
・25枚のコードネームカードのうち、青チームと赤チームのエージェント、暗殺者、一般市民の位置を表しています。
 赤色マス → 赤のエージェント(赤チームの正解)
 青色マス → 青のエージェント(青チームの正解)
 無色マス → 関係のない一般人(ハズレ)
 黒いマス → 暗殺者(負け)
・周りの色は先行チームの色を表します。

スパイカード

・種類別にまとめてスパイマスターの近くに置いておきます。
● エージェントカード
・赤と青のカードが8枚ずつあります。
● ダブルエージェントカード
・両面の色が異なるカードが1枚あります。
● 一般人カード
・灰色のカードが7枚あります。
● 暗殺者カード
・黒いカードが1枚あります。

ゲームのプレイ 
ゲームの目的

・相手チームよりも早く、全ての味方のエージェントを見つけること。
・暗殺者にはコンタクトしないこと。

ゲームの流れ

・キーカードによって先攻後攻が決まっています。
・順番に各チームが次の手順で手番を行います。
① スパイマスターのヒント
② エージェントとのコンタクト

① スパイマスターのヒント

・自チームのエージェントを当ててもらえるように諜報員にヒントを出します。
・伝えることができるのは、「単語」と「数字」のみです。
・単語はエージェントから連想される単語で、数字はその単語から連想されるエージェントの数です。

【ヒントのルール】

・次のヒントの出し方はNGです。
 ▶︎カードの単語そのものや一部分だけ切り取って伝える
(例:「アイスクリーム」→「アイス」「クリーム」「イス」など)
 ▶︎翻訳する
(例:「アイス」→「氷」など)
 ▶︎カードの場所
(例:「左端、2」など)
 ▶︎頭文字だけ、文字数
(例:「あ、2」「3文字、2」など)
 ▶︎漢字の読み方を変えただけ
(例:「氷」→「こおり」「ひょう」など)
 ▶︎単語と一緒に伝える枚数を数字のヒントとして使うことはできません。
(例:「タコ」を伝えるために、「◯◯◯、8」など)
 ▶︎同音異義語は使用できません。
(例:「橋」→「箸」など)
・ヒントのルールはある程度自由に決めて楽しみましょう。
・ヒントの表記がわからない場合は、スパイマスターに説明してもらうことは可能です。
・上級のヒントとして「0枚」を指定することができます。その単語に関するコードネームが1枚もないことを意味しますが、最低1枚は推測してコンタクトを取らなくてはいけません。
・ヒントを出す際に、「これはちょっと難しいかもしれない...」なども言ってもいけません。現在、無理難題に直面しているスパイとなってプレイしましょう!
・無効なヒントが出た場合、即座にそのチームのターンは終了します。さらに、相手チームのスパイマスターはヒントの前に、自分のチームのコードネームカード1枚をスパイカードで覆うことができます。

② エージェントとのコンタクト

・ヒントを元にコードネームカードを1枚だけ選び、指を指します。
・諜報員が複数いる場合は相談して決めて良いですが、スパイマスターは声を出すのはもちろん、表情に出してもいけません。
・スパイマスターはそのカードの正体を確認し、次の処理行います。

>自チームのエージェントの場合

・コンタクトに成功します。
・カードの上に自チームのスパイカードを載せます。
・諜報員はコンタクトを続けることができます。続けることができる数は、スパイマスターのヒントの数字+1枚までです。

>相手チームのエージェントの場合

・コンタクトに失敗します。
・カードの上に相手チームのスパイカードを載せます。つまり相手の手伝いをしてしまったことになります。
・これで手番が終了し、相手チームの手番になります。

>一般市民の場合

・コンタクトに失敗します。
・カードの上に一般市民カードを載せます。
・これで手番が終了し、相手チームの手番になります。

>暗殺者の場合

・コンタクトに失敗し、ゲームに敗北します。
・カードの上に暗殺者カードを載せます。

ゲームの終了と勝者 
ゲームの終了

・次のいずれかの条件がクリアされるとゲームが終了します。
 ① どちらかのチームが全てのエージェントとコンタクトを取る
 ② 暗殺者にコンタクトする

ゲームの勝者

・先に全てのエージェントとコンタクトを取ったチームの勝利です。
・暗殺者にコンタクトしてしまった場合、相手チームの勝利となります。

2,3人用のルール 
2人プレイ

・2人は同じチームのスパイマスターと諜報員に分かれ、全ての味方のエージェントを探します。
・ゲームは通常通りに進行し、相手チームの手番では、スパイマスターが相手チームのエージェントカードを1枚コードネームカードの上におきます。この置く順番もヒントになります。
・相手チームのエージェントを全て見つけてしまった場合と暗殺者を見つけてしまった場合は、敗北となります。
・全ての味方のエージェントが見つかった時、相手チームのエージェントが何人見つかっているかが得点となります。

3人プレイ

・基本的に2人プレイ時と同じですが、同じチームでスパイマスター1人と諜報員2人に別れるか、別チームに分かれ1人が両チームのスパイマスターを行うようにします。
・両チームに属するプレイヤーは本物のスパイのように、どちらのチームのためにもベストを尽くします。

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基本情報

  • プレイ人数:2-8人(BEST:6,8人)
  • プレイ時間:15分
  • 推奨年齢:14歳以上
  • 発売時期:2015年
  • 参考価格:3,300円
  • 受賞歴:ドイツ年間ゲーム大賞
  • テーマ:スパイ×協力
  • メカニクス:言葉遊び/推理
  • ゲームデザイナー:ヴラーダ・フヴァチル