インカの黄金

Diamant


3-8

プレイ人数

20+

プレイ時間

8+

推奨年齢

難易度

ゲームの準備 
神殿カード

・5枚あります。
・数字のある面を上にして、絵が繋がるように並べて置きます。
・ゲームが5ラウンドあることを表しており、各ラウンドで1枚ずつめくります。

遺物カード

・5〜12の価値のあるカードが5枚あります。
・価値の低い方から順番に、神殿の数字が小さい順番に神殿カードの下に差し込みます。

探検カード

・「財宝カード」と「障害カード」を全てシャッフルし、山札を作ります。
・財宝カードには獲得できる宝石の数が描かれています。
・障害カードは探検を妨害するカードです。

テントと探検家コマ

・各プレイヤーはテントと探検家コマを受け取ります。

宝石コマ

・3種類あり、それぞれ価値が異なります。
 緑色:トルコ石(1ドル)
 黒色:黒曜石(5ドル)
 黄色:黄金(10ドル)

ゲームのプレイ 
ゲームの目的

・最も多くの宝石を獲得すること。

ゲームの流れ

・ゲームは5ラウンド行います。
・ラウンドは次の順番で処理を行います。
 ① 行動を決める
 ② カードを1枚公開する
 ③ 宝石を獲得する
・残ったプレイヤーでラウンドを続けます。
・1ラウンドは、全てのプレイヤーが脱出するか、山札から同じ障害カードが2枚出るまで続けます。

ラウンドの開始

・現在のラウンドに対応する遺跡カードをめくり表にします。(1ラウンド目は[1]の遺跡)
・その下にある遺物カードを探検カードの山札に加え、シャッフルします。

① 行動を決める

・各プレイヤーは同時に探検を続けるかどうかを決定します。
・どちらを行うかは、探検家コマを手に握るか握らないかで決定します。

《引き返す》
・探検家コマを手に握らないことで表します。
・引き返すことを決めたプレイヤー全員で、これまでのカード上に残っている宝石全てを獲得します。
・全ての宝石の数を合計し、引き返したプレイヤー数で割ります。残りはカード上に残して置きます。
・獲得した宝石はテントに入れ、ゲーム終了まで失うことはありません。
・引き返したプレイヤーは、このラウンド中は遺跡に戻ることはできません。
・遺物カードは、引き返すプレイヤーが1人だけだった場合のみ獲得できます。複数プレイヤーが引き返した場合、遺跡内に残して置きます。

《探検を続ける》
・探検家コマを手に握ることで表します。
・続けることを決めたプレイヤーでラウンドを続けます。
・続けるプレイヤーがいない場合、ラウンドは終了します。

② カードを1枚公開する

・山札からカードを1枚めくり表にします。

《宝石カードの場合》
・カードに描かれた数の宝石を残ったプレイヤー数で割り、獲得します。
・獲得した宝石は手元に置いて置き、テントには入れません。
・残った宝石は宝石カードの上にまとめて置いておきます。

《遺物カードの場合》
・特に処理は行いません。
・遺物カードは、引き返すプレイヤーが1人だけだった場合のみ、獲得できるカードです。

《障害カードの場合》
・同じ種類の障害カードが出ていない場合、探検は続行されます。
・同じ種類の障害カードが既に出ている場合、探検は失敗となりラウンドが終了します。
・引き返していないプレイヤーは、現在のラウンドで獲得した宝石を全て失います。

③ 宝石を獲得する

・残ったプレイヤーで宝石を山分けします。
・あまりはカードの上に置いておきます。

ラウンドの終了

・プレイヤーが残っている場合、残ったプレイヤーでラウンドを進行します。
・全てのプレイヤーが脱出している場合か障害カードが2枚出た場合、ラウンドは終了します。
・障害カードが2枚出て終了した場合、その障害カードのうち1枚をゲームから取り除きます。つまり、その障害の危険度が少し下がることになります。
・遺物カードが公開されて残っている場合、ゲームから取り除きます。
・テントに入っていない宝石は全て回収してストックに戻します。
・探検カード全てをシャッフルし、新たな山札を作ります。
・5ラウンド目ではない場合、次のラウンドの準備を行います

ゲームの終了 
得点計算

・5ラウンド行い、最も多くの宝石を獲得したプレイヤーが勝利します。
・獲得した宝石と遺物カードの価値を計算します。
 緑色:トルコ石(1ドル)
 黒色:黒曜石(5ドル)
 黄色:黄金(10ドル)
 遺物カード:カードに書かれた価値
・宝石の数が同じ場合、遺物カードをより多く持っているプレイヤーが勝利します。

リンク

基本情報

  • プレイ人数:3-8人(BEST:6-8人)
  • プレイ時間:20-40分
  • 推奨年齢:8歳以上
  • 発売時期:2005年
  • 参考価格:3,500円
  • テーマ:探検×チキンレース
  • メカニクス:推理/ブラフ/チキンレース/バースト
  • ゲームデザイナー:ブルーノ・フェイドゥッティ/アラン・ムーン