ディクシット

Dixit


3-6

プレイ人数

30+

プレイ時間

8+

推奨年齢

難易度

語り部の出した絵はどれだ
想像力が試される超定番ゲーム

プレイヤーの一人が語り部となり抽象的な絵にタイトルや物語をつけます。他のプレイヤーはその絵がどの絵かを当てるというシンプルなルールですが、他のプレイヤーは語り部の発言に合わせて追加で絵を出していき、当てることを難しくします。かといって語り部は全てのプレイヤーに当てられてしまってはいけないので、絶妙な表現が求められます。
全年齢が楽しめる、コニュニケーションゲームブームの火付け役となった傑作ボードゲームです。

ゲームの準備 
得点ボード

・箱の内側が得点ボードになっています。

ウサギコマと投票トークン

・各プレイヤーは1色選び、ウサギコマを得点ボードの「0」の位置におきます。
・投票トークンはプレイ人数に合わせて受け取ります
 4人プレイ:1〜4の数字トークン
 5人プレイ:1〜5の数字トークン
 6人プレイ:1〜6の数字トークン

カード

・全てシャッフルし、各プレイヤーへ6枚ずつ配ります。
・手札は他のプレイヤーに見られないようにしましょう。
・残りのカードは裏向きの山札にします。

スタートプレイヤー

・任意の方法でスタートプレイヤーを決めます。
・スタートプレイヤーから順番に1人ずつ語り部となります。

ゲームのプレイ 
ゲームの流れ

・プレイヤーの1人が語り部となり、ターンを行います。
・ターンは次の流れで行います。
 ① 語り部がカードを選ぶ
 ② 他プレイヤーがカードを選ぶ
 ③ 投票する
 ④ 得点を獲得する
 ⑤ 手札を補充する
・ターンが終了すると語り部が左隣のプレイヤーに移り、新しいターンを始めます。
・いずれかのプレイヤーが30点を獲得するとゲームは終了します。

① 語り部がカードを選ぶ

・語り部は手札の6枚のカードの中から1枚を選び、その絵から連想される一文を考えます。
・その一文は、タイトルでも絵の物語物語でも、詩や歌やことわざなどなんでも構いません。
・一文を決めたら、それを声に出して話します。カードは見せません。

② 他プレイヤーがカードを選ぶ

・語り部以外のプレイヤーは、語り部の一文に最も合いそうなカードを手札から選びます。
・選んだカードは他プレイヤーから見えないように注意して、語り部のプレイヤーに渡します。
・語り部は全てのプレイヤーのカードを受け取ったら、自分の選んだカードを合わせシャッフルします。
・ランダムにテーブル上に表向きでカードを並べます。

③ 投票する

・並べられたカードの中から語り部が選んだであろうカードに投票します。
・並べられたカードは、左側から順番に1番のカード、2番のカード...と番号を振られているものとします。
・手持ちの投票トークンの中から1枚を選び、裏向きにして自分の前におきます。
・コマは他のプレイヤーに見えないように、手の中に隠しておきます。
※ 自分のカードには投票できません。

④ 得点を獲得する

・各カードについて投票の数に応じて得点を獲得します。
・得点を獲得したら、得点ボード上のウサギコマをその数だけ進めます。
・いずれかのプレイヤーの得点が30点に達した場合、ゲームは終了します。
《語り部のカード》
・「全てのプレイヤーが語り部の選んだカードに投票した場合」と「全てのプレイヤーが語り部の選んだカード以外に投票した場合」は語り部の得点は0点、各プレイヤーの得点は2点になります。
・上記以外の場合、語り部と投票したプレイヤーは3点獲得します。
《語り部以外のカード》
・投票1つにつき、1点を獲得します。

⑤ 手札を補充する

・全てのプレイヤーは、手札が6枚になるように山札から補充します。
・語り部の左隣のプレイヤーが次の語り部となり、ゲームを続けます。

ゲームの終了と勝者 
ゲームの終了

・いずれかのプレイヤーの得点が30点に達した場合、ゲームは終了します。

得点計算

・30点に到達した全てのプレイヤーが勝者となります。

バリエーションルール 
3人プレイ

・次のルールを変更してプレイします。
 ・各プレイヤーの手札を7枚にします。
 ・語り部へ渡すカードを1枚ではなく、2枚にします。

追加得点

・1人のプレイヤーだけが語り部のカードを見つけた場合、語り部とプレイヤーの獲得する得点に+1し、4点獲得するように変更します。

歌とジェスチャー

・語り部はカードの絵柄に関係する歌を歌ったり、身振り手振りで表現できるようにします。

リンク

基本情報

  • プレイ人数:3-6人(BEST:5-6人)
  • プレイ時間:30分
  • 推奨年齢:8歳以上
  • 発売時期:2008年
  • 参考価格:4,950円
  • 受賞歴:ドイツ年間ゲーム大賞/フランス年間ゲーム大賞
  • テーマ:推理×パーティ
  • メカニクス:推理/投票
  • ゲームデザイナー:ジャン=ルイ・ルビラ