エルドラド
The Quest for El Dorado
2-4
プレイ人数
30+
プレイ時間
10+
推奨年齢
難易度
広大なジャングルを駆け抜けろ"デッキ構築"×"レース"ゲーム
プレイヤーは探検家となり黄金の都市”エルドラド”の財宝を目指します。自らの探険隊を作り上げ、装備を整えて、他の探検家よりも早く到着しましょう。 ルールは非常にシンプルで、プレイヤーの選択肢は「進む」か「デッキ強化」かの2つのみ、ゲームの目的も「早くゴールすること」だけ、と初心者でもすぐに始められます。 運と戦略のバランス、レースとデッキ構築のバランス、先行と後続プレイヤーとのバランスがどれも素晴らしく、1手2手で勝敗が決まる絶妙な駆け引きをお楽しみください!・ゲームに登場するマップには、6種類のマスがあります。マスに示されているアイコンと数は、そのマスに入るために必要なパワーの種類と数を指しています。 ※ 山地や他のプレイヤーがいるマスには入ることができません。 ● ジャングルマス(緑) 必要なパワー:ナタ ● 川マス(青) 必要なパワー:パドル ● 村落マス(黄) 必要なパワー:コイン ● 荒地マス(灰) 必要なパワー:手札を捨てる ● ベースキャンプマス(赤) 必要なパワー:手札を除外する ● 山地マス(黒) 進入不可
・タイルを組み合わせてジャングルを作ります。 ・タイルの配置のおすすめは、次の「推奨配置」や「オリジナルマップ」を参照してください。 ・ジャングルが完成したら、各タイルのつなぎ目に「バリケード」を配置します。(タイルの間に入れるのではなく、つなぎ目の上に置きます。)
・市場ボードを用意し、右下に「●」マークのあるカード6種類を並べます。 ・残りのカードを市場ボードのそばに、種類ごとにまとめて並べます。
・各プレイヤーは自分の担当色を決め、個人ボードと探検家コマを受け取ります。 ・ボードの左側が山札置き場、右側が捨て札置き場となります。
・右下に自分の色の「▲」マークがあるカードを8枚受け取ります。これが初期デッキになります。カードの内訳は、探検家3、水夫1、旅行者4です。 ・初期デッキを裏向きでシャッフルし、個人ボードの左側に置きます。 ・山札から4枚引いて、手札とします。
・任意の方法でスタートプレイヤーを決めます。手番は時計回りに移ります。 ・探検家コマを、プレイ順にスタート位置に置きます。
・探検家となり黄金の都市”エルドラド”を目指します。 ・自らの探険隊を作り上げ、装備を整えて、他の探検家よりも早く到着しましょう。
・スタートプレイヤーから時計回りで、各プレイヤーが順番にターンを行います。 ・ターンは3つのフェイズからなります。 ① カードを使う ② カードを捨てる ③ カードを引く ・全てのプレイヤーがターンを行うとラウンドが終了します。 ・いずれかのプレイヤーがゴールマスに止まると、そのラウンドでゲームは終了します。
・手札からカードを使用し、次の3つのアクションを任意の順番で、任意の回数行います。 A:探検家コマの移動 B:カードの購入 C:アクションカードの使用 ・使用したカードは個人ボードの上に載せておきます。
● ジャングル、川、村落に移動する(緑、青、黄) ・使用したカードのアイコンに対応する地形で、カードのパワーと同じかそれ以下のマスに移動できます。移動後にパワーが残っている場合は、残ったパワーで追加の移動ができます。 (例:ナタ3パワーのカードを使用し、パワー2のジャングルマスに移動し、その後パワー1のジャングルマスに追加移動) ※ 2枚以上のカードを合わせて使用することはできません。 (例:1パワーのカード3枚で3パワーのマスに移動は不可能) ● 荒地、ベースキャンプに移動する(灰、赤) ・移動先のマスに描かれているのは、パワーではなくカードの枚数を示しています。 ・荒地では指定されてた枚数分のカードを捨て札にし、ベースキャンプではカードを除外します。 ● バリケードを取り除く ・通常の移動と同様に、描かれているパワーを消費することで、そのバリケードを取り除くことができます。取り除かない限り進むことはできません。 ・パワーが残った場合も同様に追加移動ができます。 (例:残ったナタ2パワーで、ジャングルマスに移動) ・取り除いたバリケードは、手元に置いておきます。ゲーム終了時の勝敗に影響します。
・各プレイヤーは1ターンに1枚までカードを購入できます。 ・コインのマークのカードは、その数字分のコインを生み出します。それ以外のカードは、パワー等に関わらず、すべて0.5コインを生み出します。 ● 市場ボードのカードを購入する ・購入できるカードは、市場ボード上にある6種類のカードで、生み出したコインの合計値以下のものになります。 ・購入したカードは、自分の捨て札置き場に置きます。購入したカードはすぐには使用できません。 ● 市場ボードにないカードを購入する ・ある1種類のカード3枚がすべて売り切れ、市場ボードに空きがある場合、市場ボードにないカードを購入することができます。 ・市場ボードにないカードを購入した場合、その残りのカードすべてを市場ボードの空きスペースに配置します。
・使用したら即座に効果を適用します。 ・「×」マークがあるカードは、使用すると個人ボードの上には載せず、効果を適用後にゲームから除外します。
・個人ボード上にある、移動や購入に使用したカードとアクションカードすべてを捨て札にします。 ・手札に残っているカードは、好きな枚数のカードを捨て札にすることができます。残りのカードは手札として残します。 ※ 除外アイコンのあるカードの効果を使用した場合は、忘れずに除外します。 ※ カードの効果を使用しないで捨て札にある場合は、除外しません。 (カードの購入の際に0.5コインとして使用した場合や、移動のための捨て札として使用した場合など)
・山札から手札が4枚になるようにカードを引きます。 ・カードを引く際、山札にカードがなければ、自分の捨て札をシャッフルし、新しい山札とします。この時、購入したカードが自分のデッキに入ることになります。 ※ 新しい山札を作るタイミングは、カードを引く時(カードの効果や手番終了時)に山札に引くカードがない場合です。山札が0枚になった時ではありません。 ・カードを引き終わったら、次のプレイヤーのターンになります。
・いずれかのプレイヤーが3つのゴールマスのいずれかに到達したら、そのラウンドを最後までプレイして、ゲームが終了します。 ※ ゴールしたコマはボード上から取り除きます。マスを占有してゴールできなくするようなことはできません。
・ゲームに慣れてきたら、オプションルール「洞窟」を使ってみましょう。ジャングルの途中にある洞窟を探検し、ゲームを有利にする「トークン」を獲得できます。 ・ゲームの準備で、36個の洞窟トークンを4個ずつの山に分け、洞窟がある山地マスに洞窟トークンの山を置きます。 ・プレイヤーコマが洞窟マスの隣に移動した場合、洞窟トークンを1つ獲得できます。(一旦止まる必要があります。) ・「洞窟の隣のマス」から「同じ洞窟の隣のマス」に移動した場合、洞窟探検はできません。 ・獲得したトークンは、自分の前に表向きで置きます。獲得できる数に上限はありません。 ・持っているトークンは、そのターンも含めて、いつでも使用することができます。使用したトークンは、ゲームから取り除きます。
■ パワートークン ・書かれたアイコンとパワーとして移動に使用できます。 ・コインはカードの購入に使うこともできます。 ■ +1カードトークン ・山札からカードを1枚引くことができます。 ・引いたカードはそのターンに使用できます。 ■ 除外トークン ・手札の好きなカードをゲームから除外できます。 ■ 入替トークン ・手札のカードを入れ替えることができます。 ・手札から1〜4枚のカードを選んで探検ボードの上に置き、選んだ数と同数のカードを山札から引きます。 ■ 除外無効トークン ・アイテムカードを使った直後に使用し、そのアイテムを除外せず、通常のカードと同様に捨て札に置かれるようにします。 ■ 通過トークン ・使用したターンのみ、他のコマがあるマスに移動/通過することができます。(山地へは移動できません) ■ 原住民トークン ・カード「現地人」と同じ効果です。マスに描かれたパワーを無視して移動できます。(山地や他のコマがいるマスには移動できません) ■ 変更トークン ・次に使用するカードの種類を変更できます。パワー数は変わりません。
基本情報
- プレイ人数:2-4人(BEST:2,4人)
- プレイ時間:30-60分
- 推奨年齢:10歳以上
- 発売時期:2017年
- 参考価格:5,280円
- 受賞歴:ドイツ年間ゲーム大賞
- テーマ:デッキ構築xレース
- メカニクス:デッキ構築/グリッド移動/モジュラーボード
- ゲームデザイナー:ライナー・クニツィア