5本のきゅうり

Five Cucumbers


2-6

プレイ人数

25+

プレイ時間

8+

推奨年齢

難易度

漬物になんかされたくない!
'トリッキー'テイキングゲーム

最後のトリックを勝たないようにするトリックテイキングゲームです。トリックは数字が大きいカードほど勝ちやすくなるため、数字が小さいカードを手元に残しておきたいところ。最後まで場と手札をコントロールできるのか、ゲームに負けたプレイヤーは、「お漬物」という不名誉な称号を得ます。
スカンジナビアで遊ばれていた「アグルカ(Agurka)」というトリックテイキングの現代版です。

きゅうりについて 
カードについて

・1〜15までの数字が描かれた各4枚ずつの60枚があります。数字が小さい方が弱く、大きい方が強くなっています。
・中央に描かれたきゅうりの絵は、最後のトリックで勝ってしまった場合に、プレイヤーが受け取るきゅうりの数を表しています。

キュウリトークンについて

・キュウリの形のトークンが30個あります。
・このトークンを6本以上集めてしまうと、ゲームから脱落してしまいます。

ゲームのプレイ 
ゲームの流れ

・1ゲームはいくつかのラウンドを行います。
・1ラウンドは7回のトリックで構成されています。
・7回目のトリックを取らないようにすることを繰り返し、最後まで脱落しないことが目標です。

ラウンドの準備

・全てのカードをシャッフルし、全てのプレイヤーに7枚ずつ配ります。残ったカードは使用しません。
・きゅうりトークンは全てまとめてストックとします。

最初の親

・最初のラウンドでは、最も若いプレイヤーが親になります。
・以降のラウンドでは、前のトリックの勝者が親になります。

ラウンドの流れ

・親がカードを1枚出し、各プレイヤーは時計回りで順番にカードを1枚出します。
・最も大きな数字を出したプレイヤーがトリックの勝者となり、次の親になります。
・これを手札の7枚がなくなるまで繰り返し、7回目のトリックが終わるとラウンドが終了し、「キュウリトークンの獲得」を行います。

《親がカードを出す》

・親となったプレイヤーは、手札から好きなカードを1枚出すことができます。

《他のプレイヤーがカードを出す》

・カードを出す方法は2つの選択肢があります。
 ① 今回のトリックの中で最も数字が大きいものと同じか、それ以上の数字のカード
 ② 手札にある最も数字が小さい数字のカード

《トリックの勝者》

・全員が出した数字の中で最も大きい数字のカードを出したプレイヤーがトリックの勝者になります。
・最も大きい数字のカードが複数出ている場合、最も後にカードを出したプレイヤーが勝者となります。

《キュウリトークンの獲得》

・7回目のトリックの勝者となったプレイヤーは、自分が出したカードの数字に応じて、キュウリトークンを獲得します。
・獲得するキュウリの数は、次の通りです。
 [1] 0本
 [2〜5] 1本
 [6〜9] 2本
 [10〜11] 3本
 [12〜14] 4本
 [15] 5本
・さらに、最後のトリックで1人以上のプレイヤーが「1」のカードを出していた場合、獲得するキュウリの数は2倍になります。
・獲得したキュウリの合計が6本以上になったプレイヤーは「お漬物」と呼ばれ、そのゲームから脱落します。
・こうして最後に1人が残るまでラウンドを続けます。
・次のラウンドの親は、最後のトリックの勝者になります。もしそのプレイヤーが脱落してしまった場合、左隣のプレイヤーが親になります。

ゲームの終了

・最後に1人残ったプレイヤーが勝者となります。

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基本情報

  • プレイ人数:2-6人(BEST:4-5人)
  • プレイ時間:25分
  • 推奨年齢:8歳以上
  • 発売時期:2013年
  • 参考価格:1,800円
  • テーマ:きゅうり×カード
  • メカニクス:トリックテイキング/プレイヤーの脱落
  • ゲームデザイナー:フリードマン・フリーゼ