イッツアワンダフルワールド
It's a Wonderful World
1-5
プレイ人数
30+
プレイ時間
14+
推奨年齢
難易度
資源を獲得し帝国を拡大せよドラフトゲームの新定番
プレイヤーは未来の帝国の指導者となり、様々な建物をドラフトで獲得・建設・リサイクルしていきます。シンプルなルールで、ドラフトと拡大再生産の面白さを味わうことができます。ドラフトゲームの新定番となりそうなおすすめゲームです。・大きいボード2枚を組み合わせて大きな矢印の形を作ります。 ・その下に左から「投資家トークン置き場」「クリスタリウム置き場」「将軍トークン置き場」となるように並べます。
・ボード上中央の数字の1のところに、[1][3]が上になるように置きます。 ・このマーカーが動くことでラウンドを表し、回転の方向がドラフトの方向を表します。
・全てをシャッフルし、裏向きの山札にして、ゲームボード左上のくぼみに合わせて置きます。 ・右上のくぼみは、捨て札置き場になります。
・各資源キューブと人物トークンをボード上の対応したスペースに置きます。
・各プレイヤーは帝国カードを1枚受け取ります。 ・A面とB面があり、どちらの面を使用するか全員で相談して同じ面を使用します。 (ゲームに慣れるまではA面でプレイしましょう。)
・各プレイヤーは、自分の前にプレイエリアとしてスペースを確保します。 ・帝国カードは左側に置き、その上に「構築済みカードエリア」、右側上に「建築中エリア」右側下に「ドラフトエリア」を用意します。
・ゲームは4ラウンドをプレイします。 ・各ラウンドは、次の3つのフェイズがあります。 1. ドラフトフェイズ 2. 計画フェイズ 3. 製造フェイズ ・4ラウンドが終わったら、ゲームが終了します。 ・このゲームは手番はありません。全プレイヤーが同時に処理します。
・各プレイヤーに裏向きのまま発展カードを7枚ずつ配ります。 ・その中から1枚を選び、自分のドラフトエリアに裏向きで置きます。 ・全員がドラフトエリアに配置したら一斉に公開します。 ・その後の手札のカードは、1,3ラウンドでは左隣に2,4ラウンドでは右隣のプレイヤーに渡します。 ・全てのプレイヤーがドラフトエリアに7枚のカードを配置するまで繰り返します。
・各プレイヤーはドラフトエリアに配置した7枚の発展カードそれぞれについて、次の2つの選択肢から選択します。 ・全員が7枚全ての発展カードを「構築する」か「リサイクルする」かを選択すると次のフェイズに進みます。 ① 建築する ・発展カードを構築中エリアに移動し、このカードは「構築中」となります。 ② リサイクルする ・発展カードを捨て札にして、リサイクルボーナスを獲得します。 ・カードの右下に記載された資源をゲームボードから獲得し、構築中の発展カードの上か帝国カードの上に即座に配置します。
・構築中のカードの建築コストスペースが全て埋まった場合、その発展カードは即座に構築を完了します。 ・産出する資源を見えるようにして、帝国カードの右上に移動させます。 ・構築が完了したカードは、そのラウンドの製造フェイズから資源を算出できます。 ・建築コストスペースに配置した資源キューブや人物トークンは全て資材置き場に戻します。 ・構築ボーナスがあれば、それを獲得します。カード下の算出される資源の上に描かれています。 ・1人が構築できるカードに上限はありません。同名のカードでも構築できます。
・各資源の種類ごとに連続した5つの製造ステップからなります。 ・各製造ステップにおいて、全てのプレイヤーはステップに対応した資源を同時に産出します。 ・製造の順番は、「建材(白)」>「エネルギー(黒)」>「科学(緑)」>「資金(黄)」>「探査(青)」です。
1. 産出 ・プレイヤーは帝国カードと構築済カードにある、このステップで産出する資源のアイコンの数を数えます。 ・アイコンに「×カードタイプ」の記載がある場合、帝国内に構築済みの指定されたカードの枚数分だけ資源を産出します。 2.最多産出者ボーナス ・全てのプレイヤーは、このステップで算出する資源の数を宣言します。 ・単独で最も多くその資源を産出したプレイヤーは、ボーナスとしてゲームボードのその資源の上に描かれている人物トークンを1つ獲得し、帝国カードの上に置きます。 (科学のボーナスで獲得できる人物トークンは、どちらか1つだけになります) 3.構築 ・各プレイヤーは産出する資源数だけ資源キューブを資源置き場から獲得し、構築中の発展カードの上か帝国カードの上に即座に配置します。 ・配置済みの資源キューブを移動させることはできません。 ・赤のクリスタリウムを除き、製造ステップを超えて資源キューブの配置先を決めずに残して置くことはできません。 ・資源キューブの数に上限はないため、もし足りなくなった場合、帝国カード上のキューブをクリスタリウムと交換するか、既に配置されている資源キューブをクリスタリウムと交換するかします。 ・構築コストの全てのスペースが埋まると、《構築の完了》を処理します。 ・全員が資源キューブを配置し終えたら、次のステップに進みます。
・帝国カードの上に資源キューブが5つ貯まるたび、即座に資源キューブを戻し、クリスタリウム1個を獲得します。 ・クリスタリウムは、次の特徴があります。 - 帝国カードの上にいくつでも置いておくことができます。 - 任意の資源キューブの代わりとして、構築中のカードの構築コストスペースに配置することができます。人物トークンの代わりにはできません。
・プレイヤーはいつでも構築中のカードを捨て札にすることができます。 ・捨てる場合、リサイクルボーナスを獲得し、その資源を帝国カードの上に置きます。構築中のカードの上にはおくことができません。 ・捨てるカードの上にあった資源やトークンは、全て資源置き場に戻します。
・最後のステップの構築の処理を終えたら、ラウンドが終了します。 ・ラウンドマーカーを裏返して進め、次のラウンドを開始します。
・4ラウンド目が終了すると、ゲームは終了します。 ・各プレイヤーは自分の帝国の勝利点を計算します。
・次の各勝利点を合計し、計算します。 ・クリスタリウムは勝利点をもたらしません。 ・構築中エリアのカードも勝利点をもたらしません。 「不変」勝利点 ・構築したカードのうち、人物トークンやカードの種類によって点数の変わらない勝利点を計算します。 「コンボ」勝利点 ・構築したカードのうち、特定タイプのカードの数によって獲得する勝利点を計算します。 「将軍」勝利点 ・将軍トークン1枚につき、1勝利点を獲得します。 ・構築したカードのうち、持っている将軍トークンによって点数を獲得するカードの勝利点を計算します。 「投資家」勝利点 ・投資家トークン1枚につき、1勝利点を獲得します。 ・構築したカードのうち、持っている投資家トークンによって点数を獲得するカードの勝利点を計算します。
・最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーがゲームの勝者となります。 ・同点の場合は、構築済みのカードが多いプレイヤーが勝者です。 ・それも同数の場合は、最も多くの人物トークンを持つプレイヤーが勝者です。 ・それも同数の場合は、それら全てのプレイヤーが勝者となります。
・2人でプレイする場合、ドラフトフェイズを次の通りに変更します。その他のルールは通常通り行います。 ・発展カードは7枚ではなく、10枚配ります。 ・ドラフトは通常通り行いますが、3枚が残った時点で終了し、それらは捨て札とします。この時、リサイクルボーナスは獲得できません。
ゲームの準備 ・発展カードをよく混ぜ、5枚のカードで構成された山札を8つ作って脇に置きます。 ・残りのカードは山札として通常通りの場所に置きます。 ドラフトフェイズ ・何も行わずスキップして次のフェイズに進みます。 計画フェイズ ・次の一連の手順を2回行います。 ① 手札を確認する ・準備した5枚の発展カードの山のうち1つを選び取り、手札とします。 ② 手札を入れ替える ・手札からカードを2枚選択して捨て札にすることを選択できます。 ・そうした場合、発展カードの山札から5枚の発展カードを見て、1枚を選択して手札に加え、残りのカードは捨て札にします。 ・この手札の入れ替えは、好きなだけ行うことができます。 ③ 構築へまわす ・一部または全部のカードを構築中エリアに配置します。 ④ リサイクルする ・一部又は全部のカードを捨て札にして、リサイクルボーナスを獲得します。 製造フェイズ ・最多産出者ボーナスのルールが変更され、産出する資源の数が5つを超えた場合のみ、最多産出者ボーナスを獲得できます。 ・他にルールの変更はありません。 ゲームの終了 ・獲得した勝利点をもとに、称号を獲得します。 ・帝国カードのA面を使用した場合、目標勝利点はそれぞれ15点高くなります。 60点未満:ルーキー 60点以上:独裁者 80点以上:皇帝 100点以上:現人神
基本情報
- プレイ人数:1-5人(BEST:4人)
- プレイ時間:30-60分
- 推奨年齢:14歳以上
- 発売時期:2019年
- 参考価格:5,200円
- テーマ:ドラフト×都市建設
- メカニクス:ドラフト/ハンドマネージメント/プレイヤー別固有能力
- ゲームデザイナー:フレデリック・ゲラード