リトルタウンビルダーズ
Little Town Builders
2-4
プレイ人数
30+
プレイ時間
8+
推奨年齢
難易度
ワカプレ入門に最適小さな街を発展させよう
プレイヤーは建築チームのリーダーとなり、自然豊かな空き地に自分たちの街を建設していきます。ワーカーを派遣して資源を獲得し、様々な施設を建築していきます。特徴的なのは、「配置したワーカーの周囲8マスの効果を得ることができる」点、そして「他のプレイヤーの施設も使用することができる」点です。上手に相手の施設を使い、相手に使ってもらうことで、効率よく都市を発展させていきます。ワーカーの食料は必要なものの、ワーカーを増やすことがなく、場所の取り合いが少ないため、ワーカープレイスメントの入門のような作品です。かといってしっかり悩みどころもあるので経験者にもオススメできます。また、勝利点を獲得する条件である目標タイルがゲームごとに変わるため、リプリプレイ性も高くなっています。・9×6マスの基本ルール用と8×7マスのオプションルール用の2種類のボードがあります。 ・9×6マスのタウンボードをテーブルの中央に広げて置きます。 ・タウンボードは両面使用です。(最初のゲームでは左上と右下にネコのアイコンがある面を使用します)
・タウンボードの近くに置きます。 ・左側が「勝利点トラック」、右上が「ラウンドトラック」、右下が「建設現場」です。 ・ラウンドマーカーをラウンドトラックの[ラウンド1]に置きます。
・「畑タイル」5枚をボードの近くにまとめて置きます。 ・追加タイルを除いた「建物タイル」24枚をよく混ぜ、そこから12枚選び、ボードの近くに並べて置きます。 (最初のゲームでは鳥アイコンがある12枚のタイルを使用することをオススメします)
・各プレイヤーは色を選び、次のプレイ人数に応じた数の各コマを受け取ります。 2人プレイ:ワーカー5個、家7個 3人プレイ:ワーカー4個、家6個 4人プレイ:ワーカー3個、家6個 ・家コマが足りなくなった場合、それ以上建築することはできません。
・各プレイヤーは自分の色のマーカーを、得点ボードの勝利点トラックの[0]に置きます。
・各プレイヤーは、次のプレイ人数に応じた数のカードを受け取ります。 2人プレイ:5枚 3人プレイ:4枚 4人プレイ:3枚 ・もし建物タイルの種類によって達成が不可能な目標カードが配られた場合、全員に公開して他のカードと交換します。 《目標カードの達成》 ・カードに書かれた目標を達成することで、ゲーム終了時に勝利点を獲得することができます。 ・目標を達成した場合は、ゲーム中いつでも達成を宣言してカードを公開することができます。 ・目標が達成できなかった場合のデメリットは特にありません。
・各プレイヤーは3金分受け取ります。 ・残りはストックとしてまとめて置いておきます。 ・両替はいつでも可能です。 《重要》資源の代用 ・3金を任意の資源1つの代わりとして使用することができます。 ・建築コスト、効果のコスト、食料の支払いなど、全てに対して代用できます。
・ストックとして種類別に分けてボードの近くに置いておきます。 ・もし資源コマが足りなくなった場合、その資源を獲得することはできません。
・任意の方法で決め、スタートプレイヤーマーカーを受け取ります。
・ゲームは4ラウンド行います。 ・ラウンドでは、スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。 ・手番では、ワーカー1体を配置し「労働」か「建築」を行います。 ・1体ずつワーカーを配置していき、すべてのワーカーを配置し終えたらラウンドが終了します。 ・これを繰り返し、4ラウンドが終わるとゲームが終了します。
・タウンボードのマスに自分のワーカーコマを配置して、周囲8マスの効果を受けることができます。 ・周囲のマスの効果は、任意の順番で行うことができ、受けないことを選ぶこともできます。 ・他のプレイヤーが建てた建物タイルの場合、効果を受けるためにはそのプレイヤーに1金を支払う必要があります。1つのタイルごとに、使うたびに1金が必要です。 ・置くことができるマスは、他のワーカーコマがなく、地形が描かれてなく、タイルもない、草原マスです。 「地形マス」 ・各種資源を1つ獲得することができます。(森→木、山→石、湖→魚) ・2つの地形が繋がって描かれている場合は、2マス分の地形があるものとして、2つの資源を獲得します。 ・獲得した資源は手元に置いておきます。 「タイル」 ・タイルの下部に描かれている効果を受けることができます。 ・資源だけが描かれている場合、その資源を獲得します。(例:畑タイル→麦) ・[➡︎]が描かれている場合は、左側のものを右側のものと交換できるという意味です。1手番で1回のみ行うことができます。
・建築現場にワーカーコマを置き、建物タイルをタウンボード上に配置することができます。建築現場には複数のワーカーを置くことができます。 ・建物タイルはそれぞれに必要な資源があり、それらを支払う必要があります。 ・配置できるマスは、ワーカーの配置と同様に「空いている草原マス」です。 ・配置した建物タイルには自分の家コマを載せて、だれの建物かがわかるようにします。 ・建物タイルからは、ゲーム終了時にタイルの右上にある勝利点を獲得することができます。
・全員がワーカーコマを全て配置し終えたら、ラウンドは終了します。 ・次の処理を順番に行います。 ① ラウンド終了時効果 ・ラウンド終了時に効果がある建物タイルの効果を処理します。効果はタイルの下部に書かれています。 ② 食料の支払い ・各プレイヤーは、ワーカー1つに対して1つの食料を支払わなくてはいけません。食料は「魚」か「麦」です。 ・もし支払えない場合は、食料1つにつき勝利点が3点減点されます。得点トラックのマーカーを3点分後退させます。 ③ ワーカーの回収 ・タウンボードと建築現場に置いてある全てのワーカーを回収します。 ・建築タイルや家コマは回収しません。 ④ 次のラウンドの準備 ・得点ボードのラウンドマーカーを1つ進めます。 ・スタートプレイヤーマーカーを、左隣のプレイヤーに渡します。 (3人プレイの場合、4ラウンド目だけは勝利点が最も低いプレイヤーに渡します。複数いる場合、その中で現在のスタートプレイヤーから時計回りで最も近いプレイヤーに渡します。)
基本情報
- プレイ人数:2-4人(BEST:3-4人)
- プレイ時間:30分
- 推奨年齢:8歳以上
- 発売時期:2017年
- 参考価格:3,850円
- テーマ:都市建設
- メカニクス:ワーカープレイスメント/タイル配置
- ゲームデザイナー:Shun Taguchi/Aya Taguchi