ロストシティ

Lost Cities


2

プレイ人数

30

プレイ時間

10

推奨年齢

難易度

ゲームの準備 
ゲームボード

・プレイヤーの間に広げておきます。
・ボードには5色の遺跡が描かれています。
・ボードとプレイヤーの間にお互いカードを出していきます。
・ボードの遺跡が描かれた場所が、その色のカードの捨て札置き場となります。

カード

・2〜10の数字が描かれた5色の「探検カード」と各色3枚の「賭けカード」があります。
・全てをシャッフルし、山札を作ります。
・各プレイヤーに8枚ずつ配り、手札とします。

スタートプレイヤー

・年長のプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。

ゲームのプレイ 
目的

・より多くの点数を獲得すること。

ゲームの流れ

・山札が無くなるまでを1ラウンドとして、ゲームは3ラウンド行います。
・プレイヤーは交互に手番を行い、手番では次のアクションを行います。
 ① 手札を1枚場に出す
 ② 手札を1枚補充する
・山札が無くなるとラウンドが終了し、得点計算を行います。

① 手札を1枚場に出す

・手札からカードを1枚選び、場に出します。パスはできません。
・各色のカードは対応した遺跡にしか出すことはできません。
・カードの出し方は次の4パターンあります。

《A:探検カードを場に出す》
 ・ゲームボードの各遺跡の前にプレイヤーごとの列を作って並べていきます。
 ・2枚目以降のカードは、既に置いてある数字よりも大きいカードである必要があります。
 ・前に置いたカードの数字が見えるように少しずらして重ねて置きます。
《B:探検カードを捨て札にする》
 ・対応する遺跡の捨て札置き場に表向きで置きます。
 ・既に捨て札置き場にカードがあれば、その上に重ねて置きます。
 ・相手が獲得することができる点に注意してください。
《C:賭けカードを場に出す》
 ・賭けカードは、まだ探検カードが出ていない遺跡の前にのみ出すことができます。
 ・賭けカードが既に場に出ていても出すことができます。
《D:賭けカード捨て札にする》
 ・対応する遺跡の捨て札置き場に表向きで置きます。
 ・既に捨て札置き場にカードがあれば、その上に重ねて置きます。
 ・相手が獲得することができる点に注意してください。

② 手札を1枚補充する

・次のどちらかの方法で手札を1枚補充します。
 A:山札の上から1枚引く
 B:各遺跡の捨て札置き場を1つ選び、上から1枚引く
  ※ 自分が今捨てたカードを獲得することはできません。

得点計算

・探検カードか賭けカードが置かれている各遺跡に対して得点を計算します。
・カードが1枚も置かれていない場合、得点計算をしません。
・次の方法で各遺跡に対して得点を計算します。
 ① 探検カード
  ・各カードの数字を合計します。
  ・賭けカードは0点です。
 ② 探検コスト
  ・カードが1枚以上置かれている場合、探検コストの-20点を引きます。
 ③ 賭けカード
  ・賭けカードが1枚ある場合、ポイントを2倍にします。
  ・賭けカードが2枚ある場合、ポイントを3倍にします。
  ・賭けカードが3枚ある場合、ポイントを4倍にします。
  ・探検コストを引いた得点がマイナスの場合、マイナスを2〜4倍にします。
 ④ 枚数ボーナス
  ・各遺跡の前に賭けカードを含めて8枚以上のカードが出ている場合、+20点を獲得します。
  ・この得点には賭けカードの効果は適用しません。
 ・計算した得点は、得点シートに記録しておきます。
 ・その後、次のラウンドの準備を行います。

次のラウンドの準備

・カードを全てシャッフルし、新しい山札を作ります。
・各プレイヤーに8枚ずつカードを配り、手札とします。
・次のラウンドのスタートプレイヤーは、現在のポイントが高い方のプレイヤーになります。

ゲームの終了

・3ラウンド目が終わったら、ゲームは終了します。
・3ラウンド分の得点を合計し、最終的な得点が高いプレイヤーが勝者となります。

基本情報

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:30分
  • 推奨年齢:10歳以上
  • 発売時期:1999年
  • 参考価格:3,000円
  • テーマ:カード×探検
  • メカニクス:セットコレクション/ハンドマネージメント
  • ゲームデザイナー:ライナー・クニツィア