モダンアート
Modern Art
3-5
プレイ人数
45+
プレイ時間
10+
推奨年齢
難易度
オークションで絵画を売り買いクニツィア氏の名作競りゲー
プレイヤーは無名な画家の絵画をオークションで売り買いし、絵画の価値を高めて、より多くのお金を獲得することを目指します。オークションにより多く出品された画家の価値は高くなり、数の少ない画家には価値がつきません。市場での価値をコントロールしつつ、適切な買値・売値を見極める必要があります。「競りゲームといえばコレ」と言われるほど人気が高く、様々なバージョンも発売されています。ルールは一見難しそうですが、やることはシンプルなため、一度はプレイするべき、名作中の名作です。・各プレイヤーから見やすい場所に置きます。
・各プレイヤーは$100,000ずつ受け取ります。 ・ストックとしてボードの近くに置きます。 ・ゲーム中に両替は自由にできます。
・各プレイヤーは1枚ずつ受け取ります。 ・所持金はこのついてたの後ろに置き、他プレイヤーから金額が分からないようにします。
・全てをシャッフルし、裏向きの山札にします。 ・各ラウンドの開始時に、ここから次の枚数の手札が配られます。 ・手札は他のプレイヤーには非公開です。 3人プレイ 1R:10枚、2R:6枚、3R:6枚、4R:0枚 4人プレイ 1R:9枚、2R:4枚、3R:4枚、4R:0枚 5人プレイ 1R:8枚、2R:3枚、3R:3枚、4R:0枚
・最初に競売人をするプレイヤーを任意の方法で決めます。
・スタートプレイヤーから時計回りで順番にオークションを行います。 ・オークションでは、自分の手札のカード1枚を選んで出し、カードの種類によった形式で行います。 ・最も高い値をつけたプレイヤーが絵画を獲得します。もしくは、競売人自身が購入することもできます。 ・競売人が購入する場合は、金額をストックに支払います。 ・獲得した絵画は自分の前に並べて置きます。 ・オークションを繰り返し、ある1色の絵画がそのラウンドで5枚出品されると、ラウンドは終了します。 ・ラウンドは4回行い、4ラウンド目が終了すると、ゲームは終了します。
・競売人を含む全てのプレイヤーが参加し、順番に関係なく、自由に最高値を更新できます。 ・同じ金額が同時に叫ばれた場合、競売人がどちらが先かを判断します。 ・最高値が更新されなくなったら、これ以上ないことを確認し、終了を宣言します。 ・最高値を付けたプレイヤーが、この絵画を獲得し、金額を競売人に支払います。 ・誰からも入札がない場合、競売人が無料で獲得できます。
・競売人の左隣のプレイヤーから時計回りで順番に値をつけます。 ・競売人も含む全員が1度ずつ値をつけることができます。 ・値をつけたくない場合は、パスもできます。 ・値をつける場合は、現在の値よりも高い金額を宣言しなくてはいけません。 ・全員がパスした場合、競売人が無料で獲得できます。
・競売人を含む全てのプレイヤーが、自分が付ける競り値分のコインを手に握り、中央に出します。 ・値をつけたくない場合は、コインを握らずに手を出します。 ・全員の手が出たら、一斉に公開し、最高値を付けたプレイヤーが落札し、絵画を獲得します。 ・落札しなかった場合のコインは手元に戻します。 ・最高値のプレイヤーが複数いる場合、時計回りで見て競売人に最も近いプレイヤーが落札します。(競売人が一番有利です) ・全員が値をつけなかった場合、競売人が無料で獲得できます。
・まず競売人が絵画の値段を決め、宣言します。 ・左隣のプレイヤーから時計回りで順番に、競売人の決めた価格で絵画を購入するかどうかを宣言します。 ・誰かが落札すると宣言した時点で落札し、オークションは終了となります。 ・誰も落札せず競売人まで順番が回ってきた場合、競売人はその価格で購入します。
・1回のオークションで2枚の絵画がオークションにかけられ、落札したプレイヤーが2枚とも獲得します。 ・このカードを出した場合、もう1枚カードを出すことができます。2枚目のカードは「ダブルオークション以外の同じ色のカード」である必要があります。 ・もし、競売人が2枚目のカードを出さない、もしくは出すことができない場合、左隣のプレイヤーから時計回りで順番に、2枚目を出す権利を得ます。その場合、2枚目のカードを出したプレイヤーが競売人となり、オークションの代金を受け取ることができます。 ・誰も2枚目を出さないまま一周したら、競売人が1枚目のカードを無料で獲得し、オークションは終了となります。 ・競売人が変更された場合、次の競売人はその左隣のプレイヤーになるため、手番が飛ばされるプレイヤーが出ることがあります。
・ある1色の絵画がそのラウンドで5枚出品されると、ラウンドは終了します。 ・5枚目のカードが出た時点で終了するため、最後のオークションは開催されないことになります。 ・ダブルオークションで出された2枚で5枚目となった場合、2枚ともオークションにかけられません。 ・このラウンドで出品された絵画の換金を行います。
● 画家の順位 ・各色の絵画カードにおいて、このラウンド中に何枚出品されたかを数えます。ラウンドを終了させることになった5枚目のカードもカウントします。 ・この枚数が多いほどその色の絵画が人気だったことを表し、1位から3位までの順位をつけます。 ・あの色のカードが0枚の場合もあるので、2位3位が空席ということもあります。 ・絵画の数が同数の場合、ゲームボード上でより左にある画家の色の方が上位とします。 ● チップを置く ・順位を表すため、1位30,000、2位20,000、3位10,000の市場価値表示チップをそれぞれ置きます。 ・チップの枠は4つずつあり、これは4つのラウンドを表します。1ラウンドでは一番上の枠に、2ラウンドでは2番目の枠に…と置くことになります。 ● コインの獲得 ・それぞれの色に置いてある市場価値表示チップの合計額が、このラウンドでの絵画の価格になります。ラウンドを重ねるほど価格は高くなっていきます。 ・ただし、このラウンドで4位と5位だった絵画には、前回までのラウンドで価格がついていたとしても一切の値がつきません。 ・各プレイヤーは獲得する金額を計算し、ストックから受け取ります。
・このラウンドで購入した絵画は、値段がついたかにかかわらず、全て捨て札にします。 ・手札はそのまま次のラウンドに持ち越し、ラウンドに応じた枚数を補充します。 3人プレイ 2R:6枚、3R:6枚、4R:0枚 4人プレイ 2R:4枚、3R:4枚、4R:0枚 5人プレイ 2R:3枚、3R:3枚、4R:0枚 ・スタートプレイヤーは、前のラウンドで最後の競売人の左隣のプレイヤーです。 ・もしそのプレイヤーの手札がない場合は、さらに左隣のプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
・4ラウンド目の換金を終えたらついたてをどけ、全員の所持金を公開します。 ・所持金の最も多いプレイヤーが勝者となります。 ・複数いる場合は、それらのプレイヤーで勝利を分かち合います。
・各ラウンドの初めに、4人目のプレイヤーに手札を配るようにカードを脇に避けて置きます。 ・オークションで絵画を落札したプレイヤーは、支払いの後に、その避けたカードからランダムに1枚公開する権利を得ます。 ・公開されたカードは、オークションお対象になりませんが、そのラウンド中に出品されたカードとして数えます。 ・めくったカードが5枚目なら、直ちにラウンドは終了します。
・ダブルオークションで2人のプレイヤーが1枚ずつカードを出した場合、2枚目のプレイヤーが売り上げを総取りするのではなく、2人で折半します。端数は2枚目を出したプレイヤーが取ります。 ・2人のうちいずれかが落札した場合、自分の取り分に相当する額をストックに支払います。
基本情報
- プレイ人数:3-5人(BEST:4-5人)
- プレイ時間:45分
- 推奨年齢:10歳以上
- 発売時期:1992年
- 参考価格:3,000円
- 受賞歴:ドイツ年間ゲーム大賞(1993年大賞)
- テーマ:絵画×オークション
- メカニクス:オークション/賭け/ハンドマネージメント
- ゲームデザイナー:ライナー・クニツィア