アールライバルズ

R-Rivals


2

プレイ人数

3+

プレイ時間

10+

推奨年齢

難易度

8枚のカードで繰り広げる
ミニマルな心理カードバトル

プレイヤーは王国での権力争いをする幕僚となり、8枚のカードを駆使して、勝利を目指します。8枚のカードには0〜7の数字と特殊能力があり、その数字と能力の組み合わせで勝負を繰り返し、4回勝利したプレイヤーが勝者となります。また、特殊な勝利条件もあります。
手札は全く同じなので、後半になるにつれて相手の手持ちカードの予想もしやすくなります。順当に勝利を重ねるのか、一発逆転を狙うのか。相手の狙いを読み、相手の裏をかく、短時間で心理戦が楽しめる名作2人用カードゲームです。

ゲームのプレイ 
カードの準備

・それぞれが、赤と青のどちらか1セット受け取ります。
・これが手札になります。

ゲームの流れ

・お互いに手札からカードを1枚ずつ伏せて出し、同時に公開して勝敗を確認します。
・カードの勝敗は、基本的には数値の大きさで決めますが、特殊能力を持ったカードがあります。
・引き分けの場合、勝敗は次回の勝負に持ち越され、その勝負に勝った方が複数回勝利したことになります。
・この勝負を繰り返し、先に4回勝利したプレイヤーが勝者となります。
・引き分けが続き、どちらも4回勝利できなかった場合は、引き分けとなります。

《カードの能力》

● 王子(7)
・特に能力はありませんが、数字が最も大きいカードです。
・相手が「姫」だとゲームに敗北します。
● 将軍(6)
・次の勝負のカードの強さが+2されます。
● 魔術師(5)
・この勝負での相手の能力を無効にし、数字で勝負します。
・前の勝負で出されたカードの効果は無効になりません。
● 大臣(4)
・このカードが勝利すると2回勝ったとしてカウントします。
・持ち越された勝負の場合も勝利数に+1します。
● 暗殺者(3)
・強さの強弱を逆転させ、数字が小さい方が勝利します。
・ただし、「王子」には効きません。
● 密偵(2)
・このカードを使用した場合、相手は次の勝負でカードを先に表向きで出さなくてはいけません。
・同時に密偵が出た場合、効果は打ち消し合います。
● 姫(1)
・相手が「王子」の場合、ゲームに勝利します。
● 道化(0)
・勝負を次回に持ち越すことができます。
・相手が「魔術師」の場合、この効果は無効化されます。

オプションルール 
スリーカード

・ゲームの準備で、8枚のカードを山札として用意し、3枚引いて手札とします。
・3枚で勝負をし、勝負が終わるたびにカードを1枚引きます。

ドレイター

・ゲームの準備で、手札8枚のうち1枚を選んで捨て札にします。
・その後、相手と手札を入れ替えてゲームを開始します。

インペイシェンス

・どちらかが3回勝利した時点でゲーム終了となります。

ナンバーズ:ジェスター/ミニスター

・数字の強さだけで勝負しますが、道化と大臣の能力だけ有効にします。
・片方だけ有効にするか、両方有効にするかは選べます。

ドラフト

・16枚全てのカードをシャッフルし、裏向きの山札とします。
・お互いに4枚ずつカードを引き、1枚を選んで相手に渡します。
・これを繰り返して全てのカードを受け取ったら、次の4枚を引き、同様に繰り返します。
・この8枚でゲームを開始します。

ルーザー

・相手に先に勝利条件を満たさせたら、ゲームに勝利します。
(4回勝利する、姫で王子に勝つ)

ランダムディール

・16枚のカード全てをシャッフルし、ランダムに配られた8枚で勝負します。

フォーチュン

・手札8枚をシャッフルし、裏向きの山札とします。
・勝負のたびにここから1枚ずつ公開します。(完全に運の勝負になります)
・「密偵」が公開された場合、相手と自分の次のカードが出た時点で、山札から引き直すかを選ぶことができます。

プリンセス・アタック

・手札の姫と王子を交換し、王子2枚と姫2枚となった手札で勝負します。

トゥルー・キング

・3回のゲームを行い、2回勝利したプレイヤーが勝者となります。
・各ゲームで使用するルールは、プレイヤー間で決めます。
・ただし、「姫」で勝利した場合は、即座に全ゲームに勝利します。

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基本情報

  • プレイ人数:2人
  • プレイ時間:3分
  • 推奨年齢:10歳以上
  • 発売時期:2011年
  • 参考価格:1,320円
  • テーマ:カード×バトル
  • メカニクス:三すくみシステム/ブラフ/メモリー/推理/ハンドマネージメント
  • ゲームデザイナー:カナイセイジ