キャプテン・リノ

Rhino Hero


2-5

プレイ人数

5+

プレイ時間

5+

推奨年齢

難易度

カードでマンション建築
ハラハラバランスゲーム

スーパーヒーローのキャプテン・リノは、悪者から街を守るべく、日々高いマンションをよじ登っています。プレイヤーはカードで超高層マンションを作りながら、キャプテン・リノの不安定な任務を手伝います。
2種類のカードを積み上げるだけのシンプルなルールですが、キャプテン・リノコマを配置すると重心が動き、マンションがグラグラ。小さい子供とハラハラドキドキを楽しめる、名作カードゲームです。

ゲームの準備 
土台カード

・裏表で2つの難易度があります。
・線が2つある面が通常用、1つの面が上級用です。

屋根カード

・裏向きにしてシャッフルし、各プレイヤーに5枚ずつ配ります。
・配られたカードは手札として、他のプレイヤーには見せないようにします。
・2人だけでプレイする場合は、7枚ずつ配ります。
・残った屋根カードは土台カードの近くに裏向きで置いて、山札とします。

壁カード

・屋根カードの山札の近くにまとめて置いておきます。

キャプテン・リノコマ

・山札の近くに置いておきます。

スタートプレイヤー

・最近いいことをしたプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
・もしくは、一番年下の人がスタートプレイヤーになります。

ゲームのプレイ 
ゲームの流れ

・各プレイヤーが時計回りで順番に手番を行います。
・手番では次の順番に処理をします。
 ① 屋根カードのマークを確認する
 ② 壁カードを置く
 ③ 手札の屋根カードを置く
・誰かの手札の屋根カードがなくなるか、マンションが崩れるか、壁カードがなくなるとゲームは終了します。

① 屋根カードのマークを確認する

・一番上の屋根カードの角にマークが描かれている場合、その種類に応じて特別な効果があります。
・土台カードやマークがない場合は、何もしません。

「方向転換」
・順番が逆回りになります。
・2人プレイ時には効果はありません。

「1回休み」
・次の番の人は休みになり手番がスキップされ、その次の人の番になります。
・2人プレイ時には、もう一度自分の番になります。

「追加のカード」
・屋根カードの山札から1枚引かなくてはいけません。

「2枚重ね」
・この屋根カードの上に、もう1枚屋根カードを重ねます。ただし、2枚重ねのマークがある屋根は選べません。
・もし置けるカードを持っていない場合、その次の番の人から1枚もらい、それを置きます。

「キャプテン・リノ」
・キャプテン・リノコマを今ある場所から一番上のマークの場所まで移動させなくてはいけません。

② 壁カードを置く

・土台カード、もしくは一番上の屋根カードに描かれている線を確認します。線の数は壁カードの数、線の位置は壁の位置を表しています。
・線の上に壁カードを配置します。
・線の角度に合わせて壁カードの折り目も調整しましょう。

③ 手札の屋根カードを置く

・手札から屋根カードを1枚選び、壁カードの上に置きます。

《カードを置くときのルール》
・カードを置くときは、両手を使えます。
・触っていいのは、置こうとしている壁や壁カードだけです。マンションのカードには触ってはいけません。
・壁カードは、できる限り正確に角度や線の位置を合わせます。
・屋根カードは、上から見た時に土台カードと同じ位置になるように合わせておきます。

ゲームの終了と勝者 
ゲームの終了

・誰かの手札の屋根カードがなくなるか、マンションが崩れるか、壁カードがなくなるとゲームは終了します。

ゲームの勝者

《手札がなくなった場合》
・手札の屋根カードが無くなったプレイヤーが勝者です。

《マンションが崩れた場合》
・マンションを崩してしまったプレイヤーは負けです。
・残ったプレイヤーの中で、手札の屋根カードが最も少ないプレイヤーが勝者です。
・枚数が同じ場合、マークをより多く持っているプレイヤーが勝者です。

《壁カードがなくなった場合》
・めったにありませんが、全員がスーパーヒーローとして勝利します。

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基本情報

  • プレイ人数:2-5人(BEST:3人)
  • プレイ時間:5-15分
  • 推奨年齢:5歳以上
  • 発売時期:2010年
  • 参考価格:1,500円
  • テーマ:カード×バランス
  • メカニクス:アクション/ハンドマネージメント/バランス
  • ゲームデザイナー:スコット・フリスコ/スティーブン・ストランプフ