シャドウレイダーズ
Shadow Raiders
4-8
プレイ人数
60+
プレイ時間
13+
推奨年齢
難易度
誰が敵で、誰が味方か名作正体隠匿バトルゲーム
プレイヤーは3つの陣営に分かれ、チームでの勝利を目指します。しかし正体を隠しているため、誰が味方で誰が的なのかわかりません。プレイヤーの動きを観察し推理しながら進めます。武器などを駆使して攻撃したり、キャラクターごとに特殊能力があったりと、ファンタジーやバトルものが好きな人には特にオススメです。攻撃する対象を選ぶのがダイス次第なので、あまりギスギスしないでプレイできるのもオススメのポイントです。絶版となった名作ゲーム『シャドウハンターズ』のリメイク作品になります。・6枚のエリアボードを裏向きで混ぜ、ランダムに六芒星の形に組み立てます。 ・3枚のダメージボードを縦に並べて組み立てます。
・6面ダイスと4面ダイスの両方を、エリアボードの近くに置いておきます。 ・4面ダイスの見方は、上に表示されている数字が出目になります。
・「白のカード」「黒のカード」「推理カード」それぞれをシャッフルし、裏向きの山札にします。 ・白のカードと黒のカードには、2種類あります。[使い捨て]カードは効果を使用した後、捨て札になります。[装備]カードは、キャラクターカードの脇に置き、公開します。装備カードの効果は常に発揮され、重複します。 ・推理カードは、他プレイヤーの正体を知る手掛かりになるカードです。
・各プレイヤーは色を選び、3つのコマを受け取ります。 ・1つはダメージコマとして、ダメージボードの[NO DAMAGE]のマスに置きます。 ・1つはプレイヤーコマとして、エリアボードの脇に置いておきます。 ・1つは表示コマとして、自分の前に置いておきます。
・「レイダー」「シャドウ」「シチズン」それぞれをシャッフルし、裏向きの山札にします。 ・次のプレイ人数に応じた枚数をそれぞれ用意し、それらを合わせてシャッフルします。 4人プレイ:レイダー2枚、シャドウ2枚、シチズン0枚 5人プレイ:レイダー2枚、シャドウ2枚、シチズン1枚 6人プレイ:レイダー2枚、シャドウ2枚、シチズン2枚 7人プレイ:レイダー2枚、シャドウ2枚、シチズン3枚 8人プレイ:レイダー3枚、シャドウ3枚、シチズン2枚 ・各プレイヤーに1枚ずつ配り、他のプレイヤーに見られないようにして、自分の前に置いておきます。 ・残りのカードは使用しません。中身を確認せず、箱に戻します。
・任意の方法で決めます。
「キャラクター名」 カードの上にあるのがキャラクターの名前です。 「所属する陣営」 名前の頭文字の色とその下に文字で示されています。 「HP」 キャラクターが耐えることができるダメージ数です。その数を超えるとキャラクターは死亡し、プレイヤーは脱落します。キャラクターごとに数字が異なるため、正体を判定するためにも使えます。 「勝利条件」 そのキャラクターがゲームに勝利するための条件が書かれています。 「通常能力」 ※『ウルリッヒ』のみが持つ能力です。 「特殊能力」 上級ルールを使用するときにのみ使用します。
・スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。 ・手番プレイヤーは、次の行動を順番に行います。 ① 移動(必須) ② エリアボードのアクション(任意) ③ 他プレイヤーを攻撃(任意) ・これをいずれかのプレイヤーの勝利条件が満たされるまで続けます。
・手番プレイヤーはダイスを2つ同時に振り、その出目を合計します。 ・合計と同じ数字のエリアボード上にプレイヤーコマを移動させます。 ・合計が[10]だった場合、任意のエリアにコマを動かすことができます。ただし、今いるエリアと同じエリアを選ぶことはできません。 ・移動は必須です。同じ場所に留まりたい場合は、ダイスを振って今いるエリアと同じ合計になる出目を出すことだけです。
・移動の後、エリアボードに記載されているアクションを実行することができます。実行は任意です。 「探偵事務所」 ・推理カードの山札から1枚引き、内容を確認します。 ・他のプレイヤーを選んでそのカードを裏向きのまま渡し、渡されたプレイヤーはそのカードの指示に従います。 ・推理カードの内容は2プレイヤー以外には秘密です。渡されたプレイヤーの反応を確認して、正体を推理します。 ・『ウルリッヒ』以外のプレイヤーは、正直に答えなくてはいけません。 ・使用した推理カードは捨て札にします。山札がなくなったら捨て札をシャッフルして新しい山札を作ります。 「大聖堂」 ・白のカードの山札から1枚引き、その指示に従います。 ・山札がなくなったら捨て札をシャッフルして新しい山札を作ります。 「地下通路」 ・黒のカードの山札から1枚引き、その指示に従います。 ・山札がなくなったら捨て札をシャッフルして新しい山札を作ります。 「ブラックミスト地区」 ・推理カード、白のカード、黒のカードの好きな山札から1枚引き、その指示に従います。 「市庁舎」 ・自分も含むいずれかのプレイヤー1人を選び、次の2つの効果のうちどちらかを与えます。 1.2ダメージを与える 2.ダメージを1回復する ・受けたり回復したりしたダメージは、ダメージボード上のダメージコマを動かして管理します。 「オリバーの隠れ家」 ・他のプレイヤーが所持している任意の装備カード1つを奪います。
・手番プレイヤーのコマがあるエリアと同じエリアか左隣のエリアにいるプレイヤーに攻撃をすることができます。 ・攻撃は任意で、自分には攻撃できません。 ・攻撃する場合、2つのダイスを振り、出目の差分が与えるダメージ数になります。大きい方ので目から小さい方の出目を引きます。
・カードや攻撃の結果、キャラクターのダメージがHP以上になった場合、そのキャラクターは死亡し、プレイヤーは脱落します。 ・脱落したプレイヤーは、キャラクターを公開し、プレイヤーコマとダメージコマを取り除きます。 ・装備カードは全て捨て札になりますが、他プレイヤーからの攻撃で死亡した場合、そのプレイヤーは装備カードから1枚選び、獲得することができます。
・全員の合意が得られた場合に使用します。
・6人以上でプレイする場合に推奨するルールです。初めてのプレイヤーが多いときや、プレイ時間を短くしたいときに使用します。 ・ゲームの準備が終わった後、スタートプレイヤーは推理カードの山札から1枚引き、内容を確認して左隣のプレイヤーに渡し、通常通り処理します。 ・その後、時計回りで順番に推理カードを渡していき、全プレイヤーが左隣のプレイヤーの情報を少し持っている状態でゲームを始めます。
・キャラクターごとに異なる特殊能力を使用することができます。 ・特殊能力を使用するには、キャラクターを公開して正体を公開する必要があります。 ・使用できるタイミングと効果は、カードに記載されています。
基本情報
- プレイ人数:4-8人
- プレイ時間:60分
- 推奨年齢:13歳以上
- 発売時期:2018年
- 参考価格:3,000円
- テーマ:正体隠匿×バトル
- メカニクス:推理/正体隠蔽/ダイスロール/直接攻撃/プレイヤー別固有能力/チーム戦/プレイヤーの脱落
- ゲームデザイナー:池田 康隆