宝石の煌き

Splendor


2-4

プレイ人数

30+

プレイ時間

10+

推奨年齢

難易度

宝石の魅力に取りつかれる
拡大再生産ゲームの超定番

プレイヤーはルネサンス時代の宝石商となり、手元の資金を使い、鉱山や運搬手段や職人を確保していきます。貴族の訪問を受け、最も多くの名声を手にしたプレイヤーが勝者となります。
簡単なルールでプレイヤー間の駆け引きが楽しめ、しっかりとした作りの宝石トークンのコンポーネントも魅力的な傑作ボードゲームです。

ゲームの準備 
発展カード

・カードは90枚、レベル別に3種類あります。
・左下のコストを支払い購入します。勝利点と宝石ボーナスを獲得します。
・それぞれ裏のままシャッフルし、手前からレベル1、レベル2、レベル3となるように縦に並べ山札とします。
・各レベルからカードを4枚ずつ引き、表にして山札の横に並べます。

貴族タイル

・タイルに描かれた宝石の種類と個数を達成することで、左上の勝利点を得ることができます。
・全てシャッフルし、プレイヤー数+1枚を引いて、表にして並べます。
・残りのタイルは使用しません。

宝石トークン

・種類別に分けて山を作り、ストックとします。
・プレイ人数が2人の場合、黄金以外の各色のトークンを3枚ずつ取り除きます。
・プレイ人数が3人の場合、黄金以外の各色のトークンを2枚ずつ取り除きます。

スタートプレイヤー

・最も若いプレイヤーがスタートプレイヤーとなります。
・手番は時計回りに行います。

ゲームのプレイ 
ゲームの目的

・獲得したカードと貴族タイルからもっと早く最も多くの勝利点を集めること。

ゲームの終了条件

・いずれかのプレイヤーの勝利点の合計が15点を超えている場合、そのラウンドでゲームは終了します。

ゲームの流れ

・全てのプレイヤーが手番を行うと1ラウンド終了します。
・手番では、次の4つのアクションのうち1つを実行します。
 ① 異なる色の宝石3枚を獲得
 ② 同じ色の宝石2枚を獲得
 ③ 発展カードを確保+黄金1枚を獲得
 ④ 発展カードを購入
・各プレイヤーの手番終了時、貴族の訪問を受けるかを確認します。
・プレイヤーの勝利点の合計が15点を超えている場合、現在のラウンドでゲームは終了します。

① 異なる色の宝石3枚を獲得

・黄金以外の色から3色選び、トークンを3枚獲得します。

② 同じ色の宝石2枚を獲得

・獲得する色のトークンが4枚以上ある場合のみ実行できます。
・黄金以外の色から1色選び、トークンを2枚獲得します。

③ 発展カードを確保+黄金1枚を獲得

・表向きで並んでいる発展カード1枚かそれぞれの山札の一番上のカード1枚を確保できます。
・確保したカードは手札となります。手札の上限は3枚で、捨てることはできません。
・その後、黄金の宝石トークンを1枚獲得します。
・黄金の宝石トークンがストックにない場合でもこのアクションは選択できます。
・カードが場から確保された場合、即座に同じレベルの山札から補充します。山が空になったらそれ以上カードは補充されません。

④ 発展カードを購入

・カード左下のコストを支払うことでカードを購入できます。
・黄金のトークンは任意の色のトークンとして使用できます。
・購入済みの発展カードにはボーナスがあり、各色のボーナス1つにつき同じ色のコストが1つ下がります。
・支払ったトークンは全てストックに戻します。
・購入できるカードは、表向きで並んでいるカードか手札として確保しているカードです。
・カードを購入したら、カードを色別に分け、上の勝利点とボーナスが見えるようにずらして重ねて並べます。
・カードが場から購入された場合、即座に同じレベルの山札から補充します。山が空になったらそれ以上カードは補充されません。

《貴族の訪問》

・各貴族タイルに描かれた宝石の種類と個数を達成した場合、その貴族の訪問を受けます。訪問は拒否できません。
・複数の貴族の訪問を受けられる場合、いずれか1枚を選んで訪問を受けます。
・訪問を受けた貴族タイルは手元に置き、勝利点を獲得します。

ゲームの終了と勝者 
ゲームの終了

・いずれかのプレイヤーの勝利点の合計が15点を超えている場合、そのラウンドでゲームは終了します。

ゲームの勝者

・最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝者です。
・同点の場合は、購入した発展カードの少ない方が勝者です。

基本情報

  • プレイ人数:2-4人(BEST:3人)
  • プレイ時間:30分
  • 推奨年齢:10歳以上
  • 発売時期:2014年
  • 参考価格:5,500円
  • 受賞歴:ドイツゲーム大賞
  • テーマ:中世/経済
  • メカニクス:セットコレクション/拡大再生産/カードの獲得
  • ゲームデザイナー:マーク・アンドレ