トラップワード
Trapwords
4-8
プレイ人数
30+
プレイ時間
8+
推奨年齢
難易度
モンスターとトラップに注意!心理戦ワードゲーム
プレイヤーは2つのチームに別れ、5つ先の部屋にいるモンスターを倒すことを目指します。チームの1人が出題者になり「秘密のワード」に関するヒントを伝え、チームの残りのメンバーが回答者となりそのワードを当てます。ただし、出題者がヒントを伝える際、相手チームが設定した「トラップワード」を避けなくてはいけません。言葉遊びゲームでは「わかりやすく」が重要ですが、このゲームではわかりやすいワードほどトラップの可能性が高くなるため、回りくどい言い回しになってしまいます。言葉遊びに心理戦の要素が加わった、言葉遊びゲームが好きな人にはぜひプレイしてほしいオススメのゲームです。・5枚を数字の昇順に並べます。 (最初のゲームでは、[3][4][5][6][7]の5枚を使用することをオススメします)
・2個のコマにスタンドを付けて立て、最初の部屋タイルに置きます。
・チームの色と同じ色のたいまつを受け取ります。 ・チームの最初の出題者の前に置きます。
・*印のあるカードとないカードがあります。*印があるカードは上級者向けカードです。 ・使用する方のカードをシャッフルし、ランダムに1枚選びます。 ・選んだモンスターのコマを用意し、最後の部屋タイルの上に置きます。カードは部屋タイルの横に置きます。
・全てシャッフルして、ランダムに2枚選びます。 ・1枚を2番目のタイルの横に、2枚目を最後のタイルの横に裏向きで置きます。 ・ゲームになれたら、呪いカードの枚数を増やすことができます。
・各チームはトラップワードシート1枚と鉛筆を受け取ります。
・ワードカードには両面に各8個のワードが書かれており、「ファンタジー」と「それ以外」の2種類のテーマがあります。 ・本にも2種類あり、選んだ本によってテーマが決まります。茶色が「ファンタジー」、黒が「それ以外」です。 ・両チームでどちらのテーマを使用するか決め、本を受け取ります。必ず同じテーマの本を使用します。 ・ワードカードをシャッフルし山札とします。できるだけカードの中身は見ないようにしましょう。
・ゲームはいくつかのラウンドをプレイします。 ・各ラウンドは次の流れで行います。 1. 秘密のワードの確認 2. トラップワードの設定 3. ヒントを出し回答する ・回答に成功したチームは先の部屋に進み、失敗したチームはその部屋に留まります。 ・どちらかのチームがモンスターを倒すとゲームは終了します。
・各チームはワードカードの山札から1枚引き、本に入れて閉じます。上から取る場合は、見えていた面じゃない面を使用しましょう。 ・このワードが、相手チームが当てなくてはいけない「秘密のワード」になります。
・相手チームの出題者が「秘密のワード」のヒントを出すときに使う可能性が高そうなワードを「トラップワード」として設定します。 ・秘密のワードから連想されそうなワードを設定するようにしましょう。大切なのは楽しむことです。 ・トラップワードは、トラップワードシートに書きます。設定できる数は、相手チームのいる部屋タイルの数字の数になります。 ・双方のトラップワードが設定されたら次に進みます。 《トラップワードのルール》 ・トラップワードは、名刺、形容詞、副詞、動詞、数詞でなくてはいけません。代名詞(彼、それ、など)や助詞(に、を、など)は設定できません。 ・出題者が「トラップワード」の一部でも言うと発動します。(「バスケットボール」の場合、「バスケット」「ボール」など) ・「トラップワード」を言い換えただけの場合でも発動します。(「科学」の場合、「サイエンス」「SF」など) ・同音異義語では発動しません。(「箸」の場合、「橋」など)
・チーム間で本を交換し、各チームが交互に手番を行い、「秘密のワード」に関するヒントを出します。 ・先にヒントを出すのは、より数字の小さい部屋タイルにいる方です。同じ部屋にいるなら背面にオレンジの玉が描かれている本を持っているチームからプレイします。 ・各チームの出題者は「秘密のワード」を確認し、砂時計の砂が落ち切るまでにヒントを出します。 ・ヒントは、「トラップワード」を避けながら「秘密のワード」を回答できるように出します。 ・トラップワードは言った後、3秒以内に気がついた場合のみ発動します。気づかなかった場合、出題者は罠を避けたとします。 ・ヒントで回答がわかったら即座にワードを回答することができますが、回答はチームで5つまでしかできません。 ・「トラップワード」が関係するのは、ヒントを出す時のみです。回答者がトラップワードを言っても問題ありません。 《ヒントのルール》 ・与えることができるヒントの数に制限はありません。 ・「秘密のワード」そのものや、その一部を含むヒントを出すことはできません。 ・ワードの実例を使うことはできません。(「犬」の場合、犬の種類など) ・固有名詞や特定のものを指す形容詞は使用できません。 ・「秘密のワード」に関連するものでなければなりません。 ・読み方や書き方なども伝えることはできません。 ・相手チームが知らない情報は「トラップワード」になる可能性がないので使用できません。(自分たちが昔よく行った場所、など) ・ジェスターや声の高さ、鼻歌などをヒントにすることはできません。 《回答のルール》 ・回答に正解が含まれていれば正解とします。(「栗」の場合、「栗きんとん」など) ・回答者は出題者に質問できません。 ・回答者同士で相談もできません。発言をすると、その発言が回答したことになります。 《回答に成功した場合》 ・秘密のワードを当てることができたら、チームのコマを次の部屋へ進めます。 《回答に失敗した場合》 ・次の場合失敗となり、このラウンドでは部屋を進めません。 - 出題者が、トラップワードを言ってしまった - 出題者が、不正なヒントを使った - 回答者が、5つ間違った回答をした - 時間切れ
・相手チームの手番では次のことを行います。 1.出題者がヒントを出す時間を砂時計で測る。 2.出題者のヒントにトラップワードが使われていないかチェックする 3.出題者のヒントに不正がないかチェックする 4.回答者の回答数をチェックする 5.砂時計を確認し、時間切れをチェックする
・どちらのチームも失敗した場合、「モンスター」が1部屋分近づいてきます。その部屋に呪いがあれば、その呪いをもう1部屋近づけます。 ・各チームの出題者を変更します。たいまつを隣のプレイヤーに渡します。
・設定できるトラップワードの数は、相手チームがいる部屋タイルの数字の数になります。 ・先にヒントを出して回答をするのは、部屋タイルの数字が小さい方です。
・呪いカードのある部屋でラウンドを開始する場合、呪いカードを表向きにします。 ・呪いカードは、モンスターによって移動させられることがあります。 ・呪いの効果は1ラウンドのみ有効で、部屋にいるチームに影響があります。 ・ラウンド終了時、結果に関係なく、呪いカードは捨て札にします。
・モンスターのいる部屋でラウンドを開始する場合、特別ルールが適用されます。 ・モンスターの特別ルールを適用した上で、回答に成功するとゲームに勝利します。敗北した場合、モンスターとコマは移動させず、次のラウンドもモンスターに挑戦します。 ・両チームがモンスターと同じ部屋にいる場合、結果に応じて勝者が決まります。 両方のチームが成功 → 両チームとも勝者 片方のチームのみが成功 → そのチームが勝者 両方のチームが失敗 → ゲームを続ける
・両チームが勝者にならず、1チームだけを勝者にしたい場合、次のルールを適用します。 「両チームがモンスターと戦闘して勝利した場合、より少ない時間でモンスターを倒したチームが勝者となる」 ・先攻チームが成功した時に、砂時計を横に倒します。後攻チームが挑戦する時に、落ちた砂が上になるように砂時計を立てます。その砂が落ち切る前に成功できれば後攻チームの勝利、そうでない場合は先攻チームの勝利となります。
・ゲームは最大で8ラウンドプレイします。シートには表が8つあります。 ・8ラウンドの終わりまでに両方のチームがモンスターを倒すことができない場合、両チームともがゲームに敗北します。
基本情報
- プレイ人数:4-8人(BEST:6人)
- プレイ時間:30-45分
- 推奨年齢:8歳以上
- 発売時期:2018年
- 参考価格:3,300円
- テーマ:ファンタジー×言葉遊び
- メカニクス:言葉遊び/協力プレイ/チーム戦
- ゲームデザイナー:ジャン・ブレジナ/マーティン・ハラヴレク/ミハル・ポズレク