やぎ山

Yagiyama


2-5

プレイ人数

30+

プレイ時間

8+

推奨年齢

難易度

やぎを集めて山を登ろう
やぎマネージメントゲーム

プレイヤーはやりのボスとなり、やぎを集めて群れを作り、より高い山を目指します。同じ数字のカードは一度に出すことができ、出したカードを群れとして置いていきます。しかし群れに追加できるカードは、より大きいカードである必要があります。ペナルティを避けながら、上手に手札のやぎカードをコントロールしていきましょう。
プレイヤーは手札からカードを出すだけというシンプルなルールですが、群れをどこまで大きくするのか、諦めて失点を抑えるのか。悩みどころ満載の、大人から子供まで楽しめるハンドマネージメントゲームです。

ゲームの準備 
スタートプレイヤー

・一番やぎをやわいいと思うプレイヤーがスタートプレイヤーになります。
・スタートプレイヤーから時計回りに2番手、3番手となります。

やぎカード

[山札]
・全てシャッフルし、裏向きの山札とします。
・山札の横に捨て札置き場を用意します。

[プレイヤーの手札]
・各プレイヤーはプレイ順に応じた枚数のカードを山札から引き、手札とします。
 スタートプレイヤー:3枚
 2番手、3番手:4枚
 4番手、5番手:5枚

[プレイヤーのカード置き場]
・各プレイヤーは自分の前に、3色のやぎの群れを置く場所を用意します。
・得点とペナルティのカード置き場を用意します。

[場札]
・山札から6枚カードを引き、表にして並べます。

山カード

・全てのカードを色別に分け、数字順に並べておきます。
・[8/4][9/3]のカードはプレイ人数に応じて使用する面が異なります。
 2,3人:3,4,5,6,7,8,9を使用します。
 4人:3,3,4,5,6,7,8を使用します。
 5人:3,3,4,4,5,6,7を使用します。

ゲームのプレイ 
ゲームの流れ

・スタートプレイヤーから時計回りで順番に手番を行います。
・手番では次の4つのステップを順番に実行します。
 1. カードを出す
 2. カードを補充する
 3. 山カードを獲得する
 4. 場札を補充する
・これを繰り返し、終了条件を満たすとゲームは終了します。

1. カードを出す

・手札から1枚以上の好きな枚数のカードを選び、自分の前のスペースに出します。
・ただし、同時に出すカードは全て同じ数字でなくてはいけません。何色でも大丈夫です。
・やぎカードは小さい数字から大きい数字になるように、昇順に出す必要があります。
・やぎカードは色ごとにまとめて、下の数字が見えるように少しずらして重ねておきます。
・各色ごとに次の処理を行います。

a) 群れがある場合
・すでに自分の前に同じ色のやぎカードの群れがある場合、群れの一番上のカードの数字を確認し、出したカードと数字を比較します。
・出したカードの方が低い場合、群れのカード全てをペナルティとして獲得します。
・出したカードの方が同じか高い場合、その群れの一番上に重ねます。

b) 群れがない場合
・自分の前にその色のヤギカードの群れがない場合、出したカードを新たな群れとして置いておきます。

2. カードを補充する

・手札から出したカードの「数字分」だけ、場札からやぎカードを取り、手札に加えます。
・枚数や合計数ではありません。[1]のカードを5枚出しても、補充するカードは1枚です。
・手札は8枚までしか持てません。9枚以上になった場合は、8枚になるまで手札を減らします。減らしたカードはペナルティとして獲得しなくてはいけません。

3. 山カードを獲得する

・自分の群れの枚数を確認し、必要枚数が群れの枚数以下の山カードを獲得することができます。
・獲得した山カードは、表向きのまま自分の前に置いておきます。
・獲得に使用した群れカードは全て捨て札とします。

4. 場札を補充する

・山札からカード引いて、場札を補充します。
・山札がなくなった場合、プレイ人数に応じてゲームが終了する場合があります。
 2人プレイ時:ゲームは終了します。
 3〜5人でプレイ時:2回目に山札がなくなった場合、ゲームは終了します。1回目の場合は、捨て札をシャッフルし新たな山札を作り、場札を補充し、ゲームを続けます。

ゲームの終了と勝者 
ゲームの終了

・各プレイヤーは群れカード全てを捨て札にします。得点にもペナルティにもなりません。
・手札のやぎカードをペナルティとして獲得します。
・自分の前にある山カードとやぎカードの得点を計算します。
 山カード:書かれている数字分の得点
 やぎカード:1枚につきマイナス1点(カードの数字は無視します)

ゲームの勝者

・最も多くの得点を獲得したプレイヤーが勝者となります。
・同点の場合、その中で最も数字が大きい山カードを持っているプレイヤーが勝者となります。
・それも同点の場合、大きい順にそれぞれの山カードを比べます。
・全ての山カードの数字が同じ場合、引き分けとなります。

リンク

基本情報

  • プレイ人数:2-5人
  • プレイ時間:30分
  • 推奨年齢:8歳以上
  • 発売時期:2019年
  • 参考価格:1,870円
  • テーマ:やぎ×登山
  • メカニクス:ハンドマネージメント
  • ゲームデザイナー:Hisashi Hayashi